米国に再建主義を実践する政権ができるかもしれない4
1.
共和党は、テッド・クルーズ、ドナルド・トランプいずれの候補であっても、どちらも再建主義にかかわらざるをえなかった。
テッド・クルーズは、再建主義の影響を受けた福音派の支持を得ていた。
ドナルド・トランプは、ティーパーティを無視してはやっていけない。
それくらい、米国では、再建主義の影響は強いということだ。
この流れはもう止められないだろう。
たとえドナルド・トランプが暗殺されたにしても。
ユダヤ人が大イスラエルを建設し、エルサレムから世界支配を行うには、どうしても米軍が必要である。
しかし、アメリカ人は、他国のための戦争にはうんざりしている。
これまで、ユダヤ人たちは「民主主義を広める使命がある」とおだてて戦争に駆り出してきた。
911を起こしてまで。
米国でのユダヤ人への富の集中により、中産階級が消滅し、人々の不満は高まった。
戦争をさせられたうえに、貧乏になる。
国家経済は破綻。
これが人々の目によい政治であると映るわけがない。
ユダヤ人のコントロールの限界が来ている。
トランプが大統領になって、それでは、次に何がくるのか。
どのような政策があるのか。
新しい世界はどのように広がるのか。
そこに、すでに再建主義があった。
神の国建設が草の根運動として広がっていた。
基準は聖書法である。
聖書法に基づいて、R・J・ラッシュドゥーニーとゲイリー・ノースが、しっかりとした世界観を構築していた。
民主党のヒラリーかサンダースが勝つとしても、これだけしっかりした世界観に勝てるものを用意できるわけがない。
ヒラリーは、新自由主義(タルムードユダヤ主義)。
サンダースは、共産主義。
すべて20〜21世紀の実験で失敗が明らかになっている。
どちらが出ても、「名前を変えて出ています」というようなものである。
4年たってなおも人々の支持を得られるとは思えない。
アメリカには、新しい指導原理が必要である。
再建主義以外には、それを提供するものがない。
選択肢は一つしか残っていない。
2.
私が1987年に再建主義に出会ってから、この運動が理解されるには30年かかると思っていたが、そのとおりになった。
日本では、クリスチャンの数が圧倒的に少ないために、今でも理解者は限られているが、米国で再建主義の政権ができれば、ある程度注目が集まるだろう。
この立場について無知な日本の政治家は、米国の急激な変化に戸惑うだろう。思想的背景がまったく違うので、誤解が広まるだろう。
米国の意図的に偽情報を垂れ流す紹介本を読んで、知ったかぶりする知識人も現れるだろう。
既存の宗教陣営からは、猛烈な反発が起きるだろう。
しかし、どのような反対あっても、神の国を妨害することはできない。
キリストが世界において政治的主権を取られることは、もうすでに世の始まる前から予定されている。
日本は、再建主義になった米国と歩調を合わせるべきである。
反米はけっしてよい結果にならない。
3.
今後、イルミナティから再建主義者への権力の移行が進む。
米国における再建主義者の影響はますます強くなり、学界、教育界、経済界、政界とあらゆる領域において、再編が進む。
それまで常識とされていたことが、ことごとく覆される。
たとえば、進化論の嘘がばれる。
この流れは絶対に逆流しない。
バベルの塔は一度崩れはじめたら、更地になるまで崩れる。
4.
この運動について理解するには、神学的知識が不可欠であり、それゆえ、知識人による表面的な解説に騙されないでほしい。
このサイトでよく学んで、対抗できるように準備しておかれることを望む。
2016年5月22日
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