これで商売しなさい


15年間、商品の値動きの動きを研究してきた。

価格は、需要と供給によって決まる。

それゆえ、政府や特定の機関のコントロールの外にある現象であり、神が直接支配される領域である。

政府などがコントロールしようとしても、一時的であり、すぐに元に戻って、いつもの動きになる。

商売の基本は、安く買って高く売ることである。

最大の利ざやを取れる人がもっとも優秀な商売人である。

自由主義経済の基本は、この商売の原則にある。

共産主義国の経済は、商売を軽んじる。

「ものを作らず、ただ右から左に流す人々」は軽蔑された。

商売の実態を知ればその「右から左に流す」ことがどれだけ大変かわかるはずだ。

商売人は、商品知識を身につけなければならない。

メーカーの人や顧客と話をするには、商品についてよく知らなければならない。

メーカーと顧客を結ぶことは、双方の都合を聞いて、トラブルや苦情の処理もしなければならない。

「仲介業」は、大変である。

共産主義国では、仲介業が軽視されるので、メーカーが作った商品が消費者の手に届かない。

ソ連では、石けんがなくて市民が困っているときに、なんと駅の車庫に停車していたワゴンの中に大量に存在していたということがあった。

悪魔は商売を嫌う。

商売と相場は、神のシステムである。

それゆえ、商売において、ユダヤ人は古代から傑出していた。

世界を股にかけて活躍していた。

現代の相場におけるユダヤ人の活動もめざましい。

ジョージ・ソロスはユダヤ人である。

価格変化のパターンをマスターすることは、クリスチャンにとって必要だと常々考えてきた。

安く買って高く売る技術を身につけることができれば、クリスチャンは、実労働以上の収入を得られる。

人に使われる生活を続けていても、世界の支配者にはなれない。

商売の才能のあるクリスチャンは独立して起業し、サラリーマンの何倍もの収入を得ることをお勧めする。


彼は自分の十人のしもべを呼んで、十ミナを与え、彼らに言った。『私が帰るまで、これで商売しなさい。』(ルカ19・13)

 

 

2018年9月28日



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