第2の恵みは組織崇拝を目的にしている2


聖霊の満たしは、「聖霊が思うとおりに思い、行動する」ということで、つまり聖書的であろうとする能動的な努力によって、随時「満たされる」状態になります。

人との会話の中で聖霊が望んでいないことを語るならば「満たされた状態」とは言えません。

聖霊に従わない会話を続けていると、次第に気分が悪くなり、終わったときに、後味の悪い思いをします。

つまり、聖霊は常に私たちの思いに働きかけ、聖書的なことを語るように導いてくださいますが、我欲が第一になると、「肉の思い」が出てきて、言ってはならないことを言うようになります。

「地を従えよ」「世界のすべての民族をイエスの弟子とせよ」との命令と矛盾する「世の終わりは近い」という言葉は、聖書的ではないので、このようなことを言う人々は、聖霊の導きに従っていません。

そのため、聖霊に導かれている人は、その言葉に違和感を感じるのです。

酩酊した人が普段なら言わないようなことを平気で言うようになるのは、酒に支配され、脳のリミッター機能が麻痺するからです。

御霊に満たされた人は、自分の生まれながらの思いが出てこないように御霊によってリミッターがかかるので、非聖書的な言葉や行動がでてくるはずがありません。

御霊に満たされていないと、酒によった状態と同じように、自分の「地」の部分が出てきて、罵詈雑言や下品な言葉が出てきます。

いわゆる「霊的な教会」とか「霊的な人」は、何かのスピリチュアルな状態にある人ではなく、「御霊によるコントロールが高度にかかっている教会や人」です。

ですから「世の終わりは近い」などという教会は、御霊によるコントロールが効いていない教会であり、「肉の思い」が御言葉に優先しているので、聖書的なことを言う人々に対してノンクリスチャンでもあり得ないような仕打ちをします。

思想は霊現象です。

マルクスやカントやニーチェが語る言葉は、その中にいて、彼らをコントロールする霊の導きにしたがって出てきた言葉であり、それゆえ悪魔的です。

神も悪魔も、人間に対して主権を取ることを求めており、その人の思いと行動をコントロールして、自らの計画を実現しようとしています。

霊に支配される状態には度合いがあり、高度に霊のコントロールを受けている人は、人間業ではないことを言ったり、行ったりします。

悪霊は、人間の考えや行動を支配しようと常に狙っています。

聖書や聖書的な助言を繰り返し拒絶すると、悪霊による憑依が激しくなり、次第に言動がおかしくなっていきます。

彼らは、人間を使ってとんでもない犯罪や破壊活動をさせようとしています。

 

 

2018年9月24日



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