中国が米国を抜くとか妄想にすぎない
国内に膨大な消費人口があっても、一流品を作れる自国企業がなければ、内需の成長は結局、輸入に頼ることになる。
輸入するには外貨が必要。
しかし、外貨を稼ぐには、自国に市場競争力がある企業がないから、外資を招くしかない。
しかし、時間とともに賃金は自然に上昇する。
さらに、政府がバカだから外資を追い出すような不義理をかまし続けている。
結局、外資にとって魅力のある国ではなくなっていき、逃げ出す。
残っているのは、4流の中国企業だけ。
日本のように、市場競争力のある企業を育てる必要があったのだが、それができなかった。
なぜならば、共産主義体制で、自由な企業家は育たないから。
自由を与えると、必ず反政府運動が起きる。
だから、中国は、あとは衰退の一途をたどる以外にはない。
米国を抜くとか、田舎者の妄想。
謀略とか陰謀などが通用するのは、短期間のみ。
長期的には、コツコツやって実力をつけた者が勝つ。
勤勉に働く人を見たことがあるか。その人は王の前には立つが、身分の卑しい人の前には立たない。(箴言22・29)
2015年6月2日
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