イルミナティによる虐待キャンペーンに逆らわなければならない


1.

子供に体罰を加えるのは、神が親に与えた権利でもあるし義務でもある。

精神的・肉体的なトラウマが残るから禁止だとかいう人がいるが、トラウマを残さなければ、いずれ社会がその子供にトラウマを与える。

人間が罪人として生まれてきた以上、トラウマは避けられない。

共産主義者は、トラウマそのものを害悪とみる。

「市場で競争があるから失業者が出る。競争をなくしてしまえばいい」といって、ソ連は各産業において単一の組織に生産をゆだねた。

傘の製造については、「傘製造公社」みたいなところに独占させる。

その結果、どうなったか。

開くとすぐ壊れるような、とても使えない傘が大量に出回ることとなった。

ソ連で驚いたのは、われわれ日本人が歩いていると、誰かが必ず「時計・ジーンズ・電化製品を買いたい」と近寄ってくることだ。

日本はすぐれた製品を作り出すので有名であった。

誰もソ連製を買いたがらない。

結局、ソ連において、競争によって生まれる「倒産のトラウマ」「失業のトラウマ」「一家離散のトラウマ」・・・の回避は、粗悪品の氾濫、世界市場における敗北とその結果としての失業・国家崩壊という形で報われたのである。

塾で子供たちに得点と正解の時間で競争をさせたところ、ある生徒が「先生、競争はよくないよ」といった。

「みんな仲良く、平和に」という教育を受けてきたようだ。

社会主義・共産主義の教育の基本は、偽りの愛情である。

受験の失敗、失業、倒産、閉店、離婚、病気、死・・・

これは、人間として生まれてきた以上、回避は不可能である。

われわれは、無数のトラウマを背負わねばならない。

訓練に伴うトラウマを回避した人は、運動競技で勝てない。

失敗を回避し、市場参入を回避した人は、成功することもできない。

子供が罪を犯しても放置するような親は、その子供の将来を破壊している。

怠け癖を放置した親は、その子の貧困を保証しているようなものである。

私は、勉強癖をつけてくれた両親に感謝している。

2.

トラウマは回避できない。

回避できない以上、いつトラウマを受けるかである。

子供のころに、しつけという形で与えてあげるのが、愛情のある親である。

子供のころにしつけられずに、犯罪を犯すようなダメ大人になってから苦しませないための配慮である。

嘘をついたり、弱いものいじめしたり、盗んだり、悪いことをしたら叱る。

これを怠った大人を何人も見てきたが、道徳が破壊されているので、信頼されない。

信頼されないから、焼き畑農業しかできない。

つまり、ある地域で商売して詐欺を働いて信頼をなくしたら、次の地域にいって同じことをする。

嘘をつかない、ちょろまかしをしない、時間や納期を守る、商品の品質を高める、というまっとうな努力ができない人間や企業は、顧客を失って最後には市場から排除される。

社会主義や共産主義の国にいって働けばわかるが、コネがすべてである。

商品の品質ではなく、コネを持つものが勝つ。

コネをつけるために賄賂を渡す。

全体が腐る。

中国が共産党に支配されている限り、繁栄などできるはずがないのである。

今の繁栄は、単に、下請け工場を呼び込んだだけ。

人件費が上がれば、工場は逃げていく。

いつまでたっても、国民の生活はよくならない。

爆買いとか、一時的な現象である。

企業ブランドがない国が繁栄することなどありえない。

企業ブランドを高めることができる国は、文化の中に「しつけ」がしっかりと定着している国である。

だからキリスト教国と日本しか世界では生き残れないのである。

イルミナティは、しつけを破壊している。

体罰を虐待と認識させようとプロパガンダを進めている。

1980年代のアメリカでは、虐待が大きな問題になっていた。

イルミナティは、少数の極端な例をあげて、だから体罰は禁止だとあおった。

プロテスタントの伝統は、厳しいしつけである。

親は子供に体罰を加えてきた。

イルミナティは、そういった伝統を破壊した。

これは、神の国の破壊である。

われわれは、イルミナティによる虐待キャンペーンに逆らわなければならない。

子供をダメにしないために。

そして、国家を破壊しないために。

 

 

2016年2月8日



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