最近の「クリスチャン」がよく「世の終わりは近づきました」と述べているが、これは「悪魔の言葉」である。
なぜか。
現在「世」は、キリストの支配下にあるからである。
イエスは王権宣言をされた。
イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。(マタイ28・18)
「天地の一切の権威」がイエスに与えられたと宣言されたのである。
ということは、今われわれが生きている世はキリストの王国である。
この世がまもなく終わると言ったら「イエスの御支配が終わる」と言っているのと同じなのである。
ディスペンセーション主義の終末論の前提は、「この世はまだキリストの世ではない」である。
キリストの最初の来臨は失敗したのだ、と彼らは信じている。
「やり残したことがある」と。
イエスが「わたしは律法と預言者を成就するために来た」と言われたのに、彼らは「成就できなかった」と言う。
「王権宣言したが、実質、王になれなかった」と。
聖書は繰り返し「キリストは神の右の座に着座された」と教えいてる。
キリストは「律法と預言者」を成就し、王権を確立したので、今の世は「成就した世界」であり「キリストの王権が確立されている世界」なのである。
なぜこの世が終わる必要があるだろうか。
ディスペンセーション主義者の隠れた野心は「別のメシアの登場」である。
信仰が弱いために騙されているクリスチャンではなく、確信犯のディスペンセーション主義者は、偽メシアを期待するサタニストである。
ディスペンセーション主義を作ったのは、イエズス会の司祭マニエル・ラクンザである。
イエズス会は、グノーシス主義者。
グノーシス主義者は、サタニスト。
「世の終わりは近い」と宣言する人は、永遠の命を失う。