イギリスは、アメリカを植民地のままに留めて置く強い意思を持っている。
それは、フリーメイソンのセシル・ローズの秘密結社の目標がそれであることを見ても明らかである。
この目的は、最初の遺言(1877年)において表現されたように、次のようなものであった。すなわち、
イギリスの支配を世界中に拡大すること。…アメリカ合衆国を大英帝国の不可欠な一部として完全に回復すること。
(Carroll Quigley, The Anglo-American Establishment from Rhodes to Cliveden, GSG & Associates, 1981, p.33)
私は、19世紀末にこの策謀が開始されたように思っていたが、実際は、すでに250年前、独立戦争時に開始されていたのだ。
軍事的には敗北しても、思想的には、アメリカはイギリスの植民地であり続けた。
フリーメイソンがアメリカを作り、その教えを通して、アメリカ人をずっと洗脳し続けてきた。
教会の教えを変えた。
プリマス・ブレズレンのディスペンセーショナリズムを通じて福音派(ファンダメンタリズム)は、ユダヤ化した。
なぜディスペンセーショナリズムがユダヤ教かというと、ユダヤ教ではイエスをメシアとして受け入れないからだ。
ディスペンセーショナリズムも実質、紀元70年にユダヤに再来し、ユダヤ人の王、世界の王となったイエスを受け入れない。
イエスが世界の王になるのは、未来の千年王国が始まる前に起きると。
再臨を通じてはじめてイエス・キリストは世界の王になると。
紀元70年以降、世界がキリストに支配されていることを認めないという意味で、ユダヤ教もディスペンセーショナリズムも同じだ。
ディスペンセーショナリズムがユダヤ人エマニエル・ラクンザによって作られたのは、福音派をユダヤ化するためだ。
福音派は、イスラエルのユダヤ人を中心とした世界統一を受け入れている。
この洗脳は200年続いているので、マッカーシーの言うように、一朝一夕には解けない。
宗教的欺瞞は、真理を受け付けないようにするための無痛のワクチンである。外科手術によってそれを良心から取り除くことはできない。それは、われわれの行動を促し、生活を直接的に管理する。ひとたび偽りの宗教にはまった人は、思考停止になるため、理性的になれない。
アメリカは、まず宗教的に、そして、金融においてイギリスの完全な植民地と化した。
イギリスの隠れた操作によってアメリカは動かされている。
そして、イギリスを支配しているのは、ロスチャイルドのイングランド銀行本店があるシティ・オブ・ロンドンである。そこには、女王ですら許可なしでは入れない。(もっともロンドン市長は女王が任命するらしいが。)
だから、イルミナティが世界の支配者であり、イギリスを支配し、そして、アメリカの軍事力を利用して、イルミナティの支配を世界に拡大している。
その目的は、ユダヤ人をメシアとする世界政府である。
結局、われわれが倒すべき敵は、黙示録の時代と変わらない。
つまり、獣(異邦人の帝国)に乗る大淫婦(イスラエル)。