テッド・パイク師の本日付ニュースレターに興味深い記事があったので要約する。
今週、ハーバード大出身の若いユダヤ人保守作家ベン・シャピロが、新著『プライム・タイム:左翼がどのようにテレビを乗っ取ったかに関するハリウッドの物語』をひっさげてメディアに露出した。
多数のメディア業界の大立者の発言が紹介されている。彼らは、アンチ保守主義の計画を持っていることを率直に認めた。
100人を超えるこれらのメディアのトップ・エグゼクティブは、シャピロがリベラルであると信じた。というのも、シャピロがユダヤ人であること、しかも、ハーバードの野球帽をかぶっていたためである。
このインタビューは、この本と39本の動画に収録され、ユーチューブで公表されている。
ハリウッドがリベラルであることは周知の事実である。
問題は、これらのメディアの大立者の大半がユダヤ人であることだった。
もう一人のユダヤ人ジョエル・シュタインは、誇らしげにLAタイムス紙にこう述べた。
ユダヤ人は[ハリウッドにおいて]非常に力を持っている。エンターテインメント企業で重要な地位についている異邦人を6人探すのに、大変苦労した。業界を調べ尽くさねばならなかった。「どうやって成功できたのですか」と尋ねたところ、そのうちの5人は、回答を拒否した。ユダヤ人を侮辱する恐れがあるからだ。6番目のAMC社長チャーリー・コリアーは、[異邦人と思っていたが]ユダヤ人であると判明した。誇り高きユダヤ人として私は、アメリカがわれわれの業績について認めることを望んでいる。そのとおり、われわれはハリウッドを支配しているのだ。
ビッグ・メディアは、かつて親キリスト教であったが、リベラルによって乗っ取られた、とシャピロはほのめかした。
自分自身正統派のユダヤ教徒であるシャピロは、リベラルなユダヤ人は、ヘブライ人としてのアイデンティティを自ら裏切っていると考えている。
しかし、実のところ、彼らは何世紀も前にタルムード・ラビが残し、最近では、東欧に住んでいた共産主義者の祖先が残した遺産を忠実に実行しているだけなのである。
ハリウッドが左翼なのは、リベラルがハイジャックしたせいではない。
国際ユダヤ人投資家ヤコブ・シフ(クーン・ロエブ・アンド・カンパニー(現チェース・マンハッタン)の社長)が資金を提供したからである。シフは、1917年のロシア革命においてボルシェビキにも投資した。
ハリウッドは、最初から親共産主義者のユダヤ人が創設したので、リベラルなのだ。
ハリウッドの創立者は、20世紀初頭にアメリカに移住した東ヨーロッパのユダヤ人であった。
ほとんどは、「アシュケナジ」のユダヤ人であり、マルクス主義の価値観と野心を米国に持ち込んだ。
ユダヤ百科事典(エンサイクロペディア・ジュダイカ)によると:
ロシアからの移住を通じて、多くの社会主義者が米国にやってきた。そのほとんどは、米国の社会主義政党の開拓者とみなさねばならない。彼らの活動の主要な舞台は、ゲットーであった。
しかし、このプロパガンダによって教育されたユダヤ人労働者及び商人は、雇用とビジネスチャンスを求めて全国に散り、顧客や隣人に「社会主義を売り込む行商人」になった。
左翼ユダヤ人は、キリスト教徒と保守主義者が「20世紀の自由主義」として忌み嫌う思想的疫病を拡散した。彼らは、ハリウッド映画産業と、「ビッグ・スリー」テレビネットワークを作り、最大の全国紙の多くと、最大のニューヨーク出版社と定期刊行物を支配した。
シャピロは「今日、彼らの思想的子孫たちは、異邦人大衆とクリスチャンのモラルを意図的に変えようとしている」と述べた。
これら子孫は、放縦なリベラル的価値観を標準化し、キリスト教文明を破壊し、ユダヤ的なニュー・ワールド・オーダーによって塗り替えようとしている。
チャーリーズ・エンジェルのプロデューサー、レオナード・ゴールドバーグは、シャピロに向かって率直に「ビッグメディアで働きたいなら、リベラルにならないとだめだよ」と述べた。
ゴールドバーグ曰く「(リベラルは)100%業界を支配している。それを否定する人は、冗談を言っているか、嘘をついている」。
アメリカの主流の右派は、ユダヤ人が主要メディアなどにおいてキリスト教に対して敵対的であるという事実に触れない。その代わりに、ベン・シャピロのような半分だけ事実を語るような人間を保守的ユダヤ人として賞賛し、「このような人物がいることは、ユダヤ教が基本的にキリスト教文化に対して友好的であることを証明している」と言うのである。このような嘘は、次から次へと現れる。
仮にシャピロが「キリスト教に対するリベラルの真の敵対的性質」を暴くならば、ADLやSPLCのような強力で、処罰的なグループは、すぐに彼を罰するであろう。
ユダヤ系メディアは、ますます積極的に自由とクリスチャン的価値観を破壊している。人々は、何かが間違っていると知ってはいるが、反ユダヤ主義という罪状のもと、社会的に罰せられることを恐れるがあまり何もできなくなってしまうのである。
この「反ユダヤ主義」という罪は、児童への性的ないたずらとほとんど同じくらい悪いことであるとみなされている。ユダヤ人の指導者たちがそのように人々を洗脳したからである。
時が遅くならないうちに、対策を講じなければならない。
わたしたちは、わたしを遣わした方のわざを、昼の間に行なわなければなりません。だれも働くことのできない夜が来ます。(ヨハネ9・4)