倫理は自分に影響を与える最大の要素である


乙武氏が不倫で参院選出馬不可能になった。

彼は昔から「将来総理大臣になる」と言っていたほど、政治家志向である。

この世界が、もし進化論者や機械論者の言うとおり「単なる物質の寄せ集めでしかない」のであれば、倫理的な問題が自分を困らせるはずがない。

しかし、実際は、倫理的な問題で失敗し、人生を棒に振る人が多い。

とくに性的な問題は「当人同士の問題」であるから、「自由」なはずである。

神がおらず、この世界が神の創造でなければ、不倫をしようが、同性愛であろうが、問題は起きないはずである。

しかし、実際には、とんでもない問題に巻き込まれる。

昔のビートたけしと仲間たちの体験談は、ソドムとゴモラである。

バイク事故後、いくらかまともになり、おとなしくなった。

「不倫は芸術のこやし」だと豪語する文学界や芸能界の人間たちの乱れ方は尋常ではない。

神はこういう無律法の人間を裁かれ、随所に落とし穴を掘られる。

罪を平気で犯せば犯すほど、自分の周りに落とし穴が増えていく。

常に神の前に謙遜で、罪を避け、悔い改めをすれば、落とし穴は消える。

神の落とし穴に落ちると、ものごとがどんどん悪いほうに向かい、自分が隠していたいろんなことが次々と暴露されていく。

邪悪な人々と出会い、あり得ない詐欺や暴力に巻き込まれる。

それまで築き上げてきた名誉や社会的地位、健康などが損なわれる。

もし世界が偶然による産物であり、神の被造物でなければ、倫理など自分に影響を与えるはずがない。

しかし、倫理は自分に影響を与える最大の要素である。

十戒を破って幸せになれる人など一人もいない。

蒔いた種はすべて刈り取ることになる。

 

 

2016年3月31日



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