フルプレテリズムの問題点7
ここでは明らかに紀元70年の時に永久に死が滅ぼされたと言われています。
ですから、どこに書いてあるのでしょうか。
「宴会」が紀元70年に起こる空中再開を意味しているというのは、福音書を見れば明らかに分かることです。
福音書のどこに書いてありますか。
また、紀元70年の宴会の日を指して「山」と聖書では言われているのを(ヘブル12:22、イザヤ2:2、66:20)、先生はご存知ないのですか。
「しかし、あなたがたは、シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいているのです。」(ヘブル12・22)
山と紀元70年の宴会との関連はここから読み取れません。
ここで「シオンの山」というのは、救いを表します。
「終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れて来る。」(イザヤ2・2)
ここでも「山」は救いを表すのであって、紀元70年の宴会とは無関係です。
「彼らは、すべての国々から、あなたがたの同胞をみな、主への贈り物として、馬、車、かご、騾馬、らくだに乗せて、わたしの聖なる山、エルサレムに連れて来る』と主は仰せられる。『それはちょうど、イスラエル人がささげ物をきよい器に入れて主の宮に携えて来るのと同じである。」(イザヤ66・20)
ここで「山」はイスラエルの回復を象徴するのであって、紀元70年の宴会を示しているとは限りません。
具体的に、どのように紀元70年の宴会と関連づけられるのか、お示しください。
2018年4月24日
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