(1)
異言は、バベルの塔の呪いから人類が解放されたことを象徴する。
バベルの塔において、人類は統一して神に逆らった。
そのため、神が人々の言葉を乱して、互いに意思疎通できなくされた。
この「分裂の呪い」が長らく人類を支配していたが、イエスによって世界が回復され、人々が統一されるために神は言葉の乱れを取り去ってくださった。
これが、異言である。
だから、異言とは、紀元70年からのイエス・キリストのニュー・ワールド・オーダーにおける統一言語なのである。
(2)
しかし、サタンは、再びバベルの塔(ニュー・ワールド・オーダー)を復活させようと、フリーメイソンなど秘密結社を通じて、世界を裏から動かしはじめた。
フランシス・ベーコンによる英語の確立は、この悪魔のニュー・ワールド・オーダーのためであった。
ベーコンの聖書は、英語を完全に変えた。
「1611 年のキング・ジェームズ訳聖書と 1623 年のシェークスピアの『フォリオ』の出版によって、英語はたったの
12 年の間にその姿を完全に変えた」。(同上 62 ページ)
故チャールストン・ヘストン曰く、「キング・ジェームズ訳聖書ほど読まれた文学作品はほかにはない」。
エドウィン・D・ローレンス曰く、「ベーコンが誕生したころ、英語はまだ文学の言語ではなかった。しかし、彼が亡
くなったころには、人類がかつて所有したものの中でもっとも高貴な思想の伝達手段に変わっていた。ベーコンは、
このことをもっぱら自身の聖書とシェークスピアによって達成したのであった」。
http://www.millnm.net/francisbaconandKJV.pdf
フランシス・ベーコンの文章力、文学的才能は、非常に優れていた。
KJVとシェークスピアというベーコンの作品を通じて英語は、世界語としてふさわしい能力と品格を持つようになった。
われわれが、学校で英語を勉強するのは、今の世界の体制が、ルシファーのニュー・ワールド・オーダーだからである。
われわれの学校とは、「知識を救い主と見る」啓蒙主義に基づき「人間の知恵」を教えるところである。
だからと言って、英語が悪いとか、英語学習が悪いということを言うつもりはまったくない。
むしろ、クリスチャンは英語を勉強すべきだ。
それは、パウロが当時の世界語であったギリシャ語を学んだのと同じである。
(3)
パウロは、ギリシャ語を通じて、伝道し、世界に福音を伝えた。
クリスチャンの子弟は、英語の学習にはものすごい時間と労力を使うべきである。
そして、自由に読み書き、会話ができるようになるべきだ。
日本語の力も必要だが、同時に英語を学んでほしい。
英語は、その起源が、悪魔のニュー・ワールド・オーダーにあったが、しかし、それを通じて、クリスチャンは、多くの人々に伝道でき、また、多くの貴重な情報を入手できる。
(4)
将来、今のキリスト教の神学は全部廃れるだろう。
なぜならば、聖書信仰ではないから。
神の言葉を重視する教派が主流になる。
それは、われわれである。
再建主義が、主流になる。
いや、ならねばならない。
再建主義は、宗教改革の正統な後継者である。
だから、われわれは巨大な力を持つべきであり、われわれの学校が正統な学校として権威を持つようになる。
そのカリキュラムでは、聖書法の教育が中心になる。
歴史観は、ポスト・ミレであり、イエス・キリストのニュー・ワールド・オーダーが世界を支配し、歴史が終わる前に完成すると教える。
世界観としてこれだけ完成されたものは今までなかった。
世にはたくさんの間違った教えがある。
様々な新興宗教が出ては消えている。
生き残るのは、聖書的な教えだけである。
なぜならば、この運動は神がなさっているからである。
いずれ世界は、クリスチャンによって統一される。
共通言語は聖霊の言葉である。これは象徴的言語、つまり異言である。
実際的言語としては、英語が統一言語になるだろう。