ブッシュが犯した途方もない犯罪が正しく裁かれるように祈る
映画『フェア・ゲーム』を見た。
2002年にアメリカ中央情報局よりイラクがウランをニジェールから買い付けたという疑惑の調査でニジェールに派遣された中東問題の専門家ジョゼフ・ウィルソンは、大量破壊兵器は無いと結論付けた。
これは、大量破壊兵器があると世論に訴えていたブッシュ政権の意に反し、報復として、妻バレリー・プレイムの身元―CIAのエージェント―を暴露する。
身元を暴露されたCIAのエージェントは、もはや職務を継続することはできない。社会的に葬り去られたも同然である。
さらに、政府は、バレリーを、夫とともに、売国奴に仕立て、地獄の苦しみを与える。
バレリーの身元を暴露した政府高官は、ジャパン・ハンドラーとして有名なリチャード・アーミテージ。
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/340261/story/
自作自演の911事件を起こし、アフガニスタンとイラクへの侵攻を行って無辜の人々を大量虐殺したブッシュ政権は、事実を隠ぺいするために、多くの人々の口封じを行った。
ジャーナリスト山崎淑子氏も犠牲者の一人。
2005年7月28日の朝 全く突然に拘束され、わけもわからぬままに東京拘置所へ拘禁される。拘禁状には「米連邦に対する詐欺罪、詐欺未遂罪、虚偽陳述罪、共謀罪」と記載。
2005年7月8日から10日頃 国選弁護人が選任される。
拘禁から19日目が経過し始めて起訴状を見せられる。
2005年9月7日 東京高等裁判所にて約40分間ほどの審問と決定。
2005年10月25日 満足な抗弁や審理の機会もないままに、米連邦政府へと引き渡される。そのまま、ニューヨーク拘置所に移送。
2005年10月25日〜2006年9月13日
実際に受けた「NY911テロによる被災」を偽った、「被災者支援融資」詐欺未遂・共謀罪という、被害者の存在しない冤罪により、ニューヨーク拘置所へ拘禁。11ヶ月間に渡る過酷な長期勾留。
注) NY911テロの現地報告講演のための帰日(来日)直前に、「被災者支援融資」担当窓口からの電話にて、融資手続きを委任していた弁護士が「勝手に融資額を1万ドルから100万ドルに変えていた」ことを知り、電話にて申込みを取り下げていた。
2006年5月19日 米弁護士の、『有罪答弁』=司法取引なしで陪審員裁判に進んだ場合に『911に関連して詐欺を働いた外国人』というだけで必ず有罪になるという判断(弁護過誤?)により、追い込まれ、詐欺未遂の微罪の故、1年程度の刑期が短縮されてすぐ釈放になるという説得もあり、『有罪答弁』に至る。
2006年7月19日 司法取引による判決:実刑2年(!?)を受ける。
2006年9月13日〜2007年3月26日 コネチカットのダンベリーにあるマキシマム・セキュリティーの連邦刑務所に収監。(模範囚として刑期3ヶ月短縮、1年9カ月目に釈放)
2007年3月26日 上告申請をするものの手続きの最中に刑期満了し出所。しかし、以後も移民局により、永住権(グリーンカード)を放棄するまで、移民収容所への無期限の未決勾留となる。
2007年3月26日〜2007年5月10日 ヨーク移民収容所(コネチカット州の女子刑務所)。
2007年5月10日 米国永住権(グリーンカード)放棄に同意し解放。
2007年5月11日 日本帰国
http://enzai.9-11.jp/?page_id=44
2016年6月13日
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