エデンの園は、神と契約を結び、それを守った人が住むべき場所である。
アダムは契約を守っている間はそこに住むことができたが、契約を破ったので追放された。
エデンの園は潤っていた。
ロトが目を上げてヨルダンの低地全体を見渡すと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる以前であったので、その地はツォアルのほうに至るまで、主の園のように、またエジプトの地のように、どこもよく潤っていた。 (創世記13・10)
契約の民イスラエルが所有すべき場所は、新エデンの園であり、潤っていた。
しかし、あなたがたが、渡って行って、所有しようとしている地は、山と谷の地であり、天の雨で潤っている。(申命記11・11)
湿潤の地は、契約の民がいるべき場所である。
日本列島は、台風の通り道であり、どこに行っても湿潤である。
私が日本人が契約の民ではないかと思うのは、これも一つの理由である。
いくら湿潤といっても、熱帯や寒帯にあれば居住地としては格が下がる。
一年中暑いとか、寒い土地には文明が発達しにくい。
温帯にあり、湿潤な土地は、エデンの園のように祝福された土地と考えていいと思う。
カナンの土地は、温帯にあり、湿潤であった。
神は、契約の民にこの土地を与えると宣言された。
ただし、契約を破るようになれば、そこから追い出すとも。
あなたは女と寝るように、男と寝てはならない。これは忌みきらうべきことである。
動物と寝て、動物によって身を汚してはならない。女も動物の前に立って、これと臥してはならない。これは道ならぬことである。
あなたがたは、これらのどれによっても、身を汚してはならない。わたしがあなたがたの前から追い出そうとしている国々は、これらのすべてのことによって汚れており、
このように、その地も汚れており、それゆえ、わたしはその地の咎を罰するので、その地は、住民を吐き出すことになるからである。(レビ記18・22-25)
カナン人たちは、LGBTであった。
彼らが温暖湿潤の地から追い出されたのはLGBTによって「身を汚し」、「その地も汚」したからである。
神が「その地の咎を罰」したので「その地は、住民を吐き出」した。
たとえ契約の民であってもLGBTを行うと、温暖湿潤の土地から追い出される。
われわれ日本人は、世界の中でもっとも祝福された土地に住んでいる。
われわれがこの土地に住み続けるためには、神との契約を守り、LGBTの罪から離れることである。
「倫理と居住には関係性はない」と考える人は、無神論者である。
現実を見よ。
神を否定した欧米に移民が押し寄せている。
移民による乗っ取りを防ぐには、われわれは神の前に悔い改めるしかない。