新しい翻訳聖書を通じての洗脳
ゲイル・リップリンガーの『ニューエイジ翻訳聖書』(仮題)の序論から:
本書は、ジャーナリストが「スクープ」と呼ぶようなものである。図書館での掘り出し物や世界中から取り寄せた写本を詳細に調べた結果、新しい翻訳聖書(NIV、NASB、リビングバイブルなど)が、世界統一宗教を推進するニューエイジ運動に関わる主要な陰謀家たちと密接に関係していることが明らかになった。・・・
1.ニューエイジ運動の明確な目標は、(1)福音主義教会への浸透と、(2)聖書を世界統一宗教に合うように徐々に改変することである。これらの目標は、現在出版されている新しい翻訳聖書の中にはっきりと表れている。これらの聖書に記されている言葉や教理によって、現代の背教の教会は、反キリストやその印、イメージ、宗教(つまりルシファー礼拝)を受け入れるように準備されている。
2.新しい翻訳聖書の編集者たちが編集の際に利用するギリシャ語底本や写本、辞書や事典の著者だけではなく、その編集者本人たちも、その信仰は、正統的なクリスチャンが衝撃を受ける類のものである。研究を進めるうちに、彼らの正体を暴露するドアが次々と開かれていった。それらのドアは、降霊術の集会場や精神病院、刑務所の監房、異端裁判の裁判部屋につながっていた。
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3.フレッシュ・キンケイド・グレード・レベルの指標を用いて測定した結果、宣伝文句とは反対に、新しい翻訳聖書はキング・ジェームズ訳よりも読みにくい。
4.「新しい」キリスト教が、これらの新しい翻訳聖書から生まれつつある。そこでは、「義」の代わりに「豊かさ」が、「十字架」の代わりに「王冠」が、「新しい創造」の代わりに「模倣」という言葉が用いられている。
5.新しい翻訳聖書の元になっている少数のギリシャ語写本には、まだ発表されていない資料が含まれている。この資料は、反キリストの世界統一宗教の正確な青写真である。新しい翻訳聖書の編集者たちやニューエイジ運動家たちは、これらの完全な翻訳の登場を待ち望んでいる。この「新しい」翻訳聖書は、国際連合事務総長補佐ロバート・ミューラーが求めている最終「世界版聖書」である。
(G.A. Riplinger, New Age Bible Versions, AV Publications Corporation, pp.1-3)
2016年8月27日
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