諏訪大社は2011年の大災難を予言していた
(1)
前掲書によると、諏訪大社の春宮において筒粥神事という儀式が、毎年1月14〜15日に行われる。
これは本来、農作物の収穫を占う神事なのだが、2011年のときには「かつてない出来事が起きて春に日本は足をすくわれる」という、日本全体のことを表す結果が出たという。
この2か月後に東日本大震災が起きた。
そのとき「三分五厘」という言葉も出た。飛鳥氏によると「三行半」を意味し、「神から絶たれる」ことを示すという。これは、過去20年で最悪の結果だった。(*)
さらに、2011年4月4日には出雲大社の国旗が裂けるという出来事が起きた。
何年か前に出雲大社を訪れたことがあるが、あの旗は非常に大きくて遠くからでも見える。
4という数字は日本では縁起が悪いとされている。
西洋では13が縁起が悪いとされるが、ユダヤ教のカバラにおけるゲマトリアという暗号技術では、13という数字は1と3を分解してそれを足す操作を行うが、そうすると、1+3=4になる。
つまり、4も13もゲマトリア的には同じだという。
ただし、4と13は邪悪な数ではない。むしろ逆で、恐れ多い数だそうだ。
むやみに接近してはならないということで、縁起が悪いとされている。
これから判断すると、4月4日に四隅からなる国旗が裂けたということは、恐れ多い出来事が起きたということ。だから、あれはアメリカが起こした地震ではあったが、人知の及ばない神の計画でもあったと。
(2)
「しかし、日本の神々は地震の被害の拡大を阻止する働きもしているはずだ」と中丸氏。
飛鳥氏はこれを肯定した。
同じ物部系神社である出雲大社と諏訪大社を線で結び、それを伸ばしていくと、鹿島神宮に行きつく。
鹿島神宮も物部系。
出雲大社、美保神社、諏訪大社、香取神宮、鹿島神宮はほぼ一直線に並んでいて、それらの祭神は西から順に、大国主神、事代主神、建御名方神、武甕槌神、経津主神。
すべて、国譲りに関係した神だ。
諏訪大社から東は、征服した側の神で、西のほうは征服された側の神。だから、西の端にある出雲大社の社殿は西を向き、東の端にある鹿島神宮の社殿は東を向いている。つまり、互いにそっぽを向いている。
大国主神と武甕槌神はそれぞれ敵軍の大将だから、そういう構造にしてある。
鹿島神宮には地震を抑えるという「要石」が置かれているが、不思議なことにあの震災のとき、鹿島神宮の沖のほうでプレート崩壊が止まり、東京に被害が及ばなかった。へたをすると、2か所さらに崩壊して、東京湾にも津波が押し寄せたわけだから、要石は地震を抑えてくれた。
中丸氏によると、あのときデイビッド・ロックフェラーが「なぜ、東京が火の海になっていないんだ!」と悔しがったそうだ。
(3)
2012年の筒粥神事では、「三分六厘」が出た。一厘増えたのは、『日月神示』にいう「神一厘」、つまり、土壇場での大逆転をもたらす一厘。
そして、「出だしはよい、しかし、後半は息切れする。備えよ」という示しがあった。
そのとおり、株価は途中まではよかったが夏場以降はがくんと落ちた。
2013年については同じく「三分六厘」が出た。つまり、状況は去年と変わらない。
「神一厘というのは日本を救う最後の手段ということだから、そこまで落ち切らないといけない」と飛鳥氏。
今よりも日本はさらに試練に立たされる。それは安倍さんのせきにんではなく、おそらく、世界情勢に何か重大なことが起きるのだろうと。
もしくは、再び日本に天変地異が起きるのか。
蘇民将来の物語は、「この民は将来よみがえる」という意味。
よみがえるには一度死ななければならない。だから、日本には恐ろしいことが起きるのは間違いないと。
(4)
2013年は非常に重要な年らしい。
出雲大社と伊勢神宮の式年遷宮が一致する。
60年前に一度あったので、今年が二度目。
それ以前は、応仁の乱や戦争など事件があってずれたらしい。
また、以前皇室神事を担当していた伯家(はっけ)神道に伝わる予言では、「祝(ほふり)の神事」を行わなくなって百年たった次の天皇が最後の天皇になるとある。
祝の神事が最後に行われたのが明治天皇。2012年に明治天皇崩御から百年を記念し行事が行われた。
だから今上天皇の次の天皇で最後となると。
(5)
飛鳥氏によると、終末に向かって不思議なくらい様々な要素が一致するという。
エリザベス女王もウィリアム王子が世界政府のトップに君臨したら、「王室は私の代で終わり」と言ったと。
マラキの預言では現在のローマ法皇フランシスコが最後の教皇になるという。
(6)
私の見解:
興味深い情報満載だが、しかし、両氏ともプレ・ミレ・ディスペンセーショナリズムの影響を受けており、終末がこれからやってくると考えている。
飛鳥氏は、イエス・キリストの再臨が起きると。
イルミナティ側も信じている。
このような教えは聖書にまったくない。
蘇民将来の話は、日本民族が「ヤ・ウマト(神の民)」として復活することを暗示しているのだろう。
12〜19年が大患難時代とイルミナティは考えている。
友人によると統一教会も同じように考えている。
ロンドン・オリンピックで日本人だけ退場させられたように、イルミナティは、日本人をとくに敵視し、全員の処刑を考えている。
しかし、私は、逆に復活すると信じる。
日本人が世界をリードしなければならない。
それが至福千年期開始の条件であると思う。
(*)
私には、「三分五厘」は黙示録の「三年半」につながるように思える。
七年の大患難=三年半x2 である。
黙示録13:5「この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた」
2013年8月12日
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