原爆は日本に対する戦争を勝利に導いたのか?


ユースタス・マリンズのTHE SECRET HISTORY OF THE ATOMIC BOMB WHY HIROSHIMA WAS DESTROYEDから引用。
http://www.whale.to/b/mullins8.html


ウィリアム・リー提督は著書『I Was There(私はそこにいた)』において次のように述べた。

思うに、それ(原爆)を最初に使用したことにより、わが国は、暗黒時代のバーバリズムと共通する倫理的基準を採用した。私はそのような方法で戦争を遂行せよと教えられたことはなかった。女性や子供を殺すことによって勝利は得られない。

ガル・アルペロウィッツのメモ16ページによると、「5月5日、5月12日、6月7日に、戦略諜報局は、日本が降伏を検討していると報告した。さらなる報告が5月18日、7月7日、7月13日、7月16日に届いた」。

アルペロウィッツの指摘によると(36ページ)、「合衆国が一貫してつきつけていた『無条件降伏』の要求は、天皇本人だけではなく、日本文化の中心信条すらも直接に危機にさらしていた」。

さらに、アルペロウィッツは以下の空軍総司令官カーティス・ルメイ将軍の言葉を引用した(334ページ)。

ルメイ:戦争は2週間で終わっただろう。ロシア人の参戦を待つまでもなかった。原爆を落とすまでもなかった。
記者:本当ですか?ロシア人の参戦や原爆投下なしでも戦争は終結したと?
ルメイ:原爆と戦争終結とは何の関係もなかった。(1945年9月29日声明)


 

 

2011年1月10日

 

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