皇室解体の試みは挫折する
1.
紀元70年に神殿崩壊とともに旧約時代は終わった。
それ以後はまったく新しい時代であり、キリストとクリスチャンの体が神殿であり、クリスチャンの体があるところどこにおいても礼拝ができる。
キリストが十字架において万物を神と和解させたので、エルサレムはもはや聖地ではなく、世界中どこでも聖地である(コロサイ1・20)。
2.
この新しい体制を認めない勢力が現在世界を支配している。
つまり、シオニストである。
シオニストは、イエスをメシアと見ず、別のメシアを求めている。
そして、彼らにとってエルサレムは今でも聖地であり、ユダヤ人は今でも選民である。
彼らの目的は、異邦人を奴隷としてこき使う、ルシファーを神とする世界政府の樹立である。
そのために、彼らはキリスト教界をも支配してきた。
彼らのフロント組織であるイエズス会を通じてローマ・カトリックを支配し、さらには、プロテスタントをも支配しつつある。
3.
紀元70年にエルサレムがローマ軍によって包囲され、陥落する前にクリスチャンたちは導きによって脱出し、東方に向かった。
故江上波夫東大名誉教授によると、2世紀に原始キリスト教徒が来日したという。
これは、すなわち、脱出したクリスチャンたちが直接日本にやってきたことを意味する。
聖書では、ユダヤの滅亡とは「異邦人の中に散らされる状態」を意味する。
それゆえ、もしユダヤ人クリスチャンが、ノンクリスチャンのユダヤ人と同じく世界中に散らされたならば、クリスチャンも滅んだことになる。
しかし、神は彼らを救われたので、まとまって国を作ることをよしとされた。
4.
イエスは使徒1・6〜7において、「御国を再興する」と約束された。
もし2000年たった今になっても御国が再興されていなければ、イエスはウソをつかれたことになる。
ユダヤ人は、個人だけではなく、民族としても救済されなければならない。
したがって、ユダヤ人クリスチャンのための国が、紀元1世紀からそれほどたたないうちに世界に誕生していなければならない。
私は、それが日本だと考えている。
日本には、紀元前3世紀に離散ユダヤ人徐福が日本にユダヤ人の国を作っていた。
それが物部王国である。
秦氏が中央アジアにあったユダヤ系キリスト教国・弓月国から紀元3世紀に来日した。
弓月城の近くに雅馬図という土地があり、おそらく、そこが「大和」の由来であろう。
ある人は大和は「ヤ・ウンモト(神の民)」から来ているという。
神武天皇は、秦氏とともにやってきた。
5.
東国をも束ねていた物部氏は、秦氏に政権を譲り大和朝廷が誕生した。
ここに、旧約のユダヤ人と新約のユダヤ人が合体し、真の王であるイエスを中心とする「再興されたイスラエル」が生まれた。
イエスの約束は成就した。
6.
イエスをメシアと認めないシオニストたちは、イエスを中心とする真正イスラエルである日本を敵視している。
日本の解体は、再興されたイスラエルの解体を意味する。
イエスが神である限り、これは不可能である。
歴史上、様々な人物が皇位簒奪を試みたがことごとく失敗してきたのは、背後に神の守りがあったからである。
今年、御代がわりがあるが、彼らはこれを利用して、皇室の解体を進めるだろう。
しかし、この計画は失敗に終わる。
彼らは、地上の広い平地に上って来て、聖徒たちの陣営と愛された都とを取り囲んだ。
すると、天から火が降って来て、彼らを焼き尽くした。
(黙示録20・9)
2019年1月1日
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