何度も掲示したように、イエズス会の創設者イグナチウス・デ・ロヨラは、グノーシスの秘密結社『アランブラドス』のメンバーであった。
『ピューリタン・ニュース・ウィークリー』によると、ロヨラ以降もグノーシス主義とイエズス会の間には関係がある。
証拠が示すところによれば、(結社の創設者に続く)高位のグノーシス主義者のイエズス会士たちは、18世紀初頭の思索的フリーメイソンが公に台頭する数世紀前に、他の隠れグノーシス主義者と関係を形成した。
イエズス会と高位のグノーシス主義に基づく思索的フリーメイソンの間には歴史的なつながりがある。
この点については、『わたしの民を行かせなさい』と『邪悪な支配者』のような著書に記されている。
メイソン・テンプル騎士団の歴史の中で、イエズス会とメイソンが連携してきたことを示す証拠の一つが以下に記されている。
http://www.templarhistory.com/mts.html
つまり、ロヨラ以降もイエズス会はグノーシスであり、次のような関係がある。
イエズス会=グノーシス=フリーメイソン
グノーシスにおいて「知識こそ救い主」である。
これは、「業による救い」の宗教であり、「信仰による救い」を唱える真正のキリスト教とは異質である。
聖書は、アダムにおいて「業による救い」の試みは失敗していると教えている。
アダムとエバは、自分の裸を隠すために腰にいちじくの葉をつづり合わせたものを巻いた。
それに対して、神は動物を犠牲にして、皮の衣を作って彼らに着せられた。
つまり、アダムとエバには、「他者の犠牲による救い」しか残されていなかった。
ローマ・カトリックにおいて、行為義認が唱えられているのは、グノーシスの「業による救い」の教えが入っているからである。
トレント会議の義認に関する教会法を見れば、明らかである。
教会法11:
人間はキリストの義を転嫁することによってのみ義認される…、と説く者は、呪われよ。
教会法30:
悔い改めるならば誰でも、義認の恵みを受け、罪は赦され、永遠の刑罰の負債は帳消しにされる…と言う者は呪われよ。
プロテスタントとローマ・カトリックの対立は、信仰義認と行為義認のそれである。
ローマ・カトリックは、「自分の裸を隠すことを止めなかったアダムとエバ」である。
ローマ・カトリックは、この点でフリーメイソンと一致している。
フリーメイソンの衣装には、エプロンがついている。
http://www.ndmasons.com/Images/HTruman.gif
それは、いちじくの葉の象徴である。
フェデラル・ヴィジョンも「業によって救われる」と説くので、ローマ・カトリック=フリーメイソンの陣営である。
似て非なるものを見分けることができないと、地獄への旅の道連れされてしまう。