世界の歴史は、神の霊と悪魔の霊の地上における戦いのそれである
1.
万人は世界観なしで生活できない。
「科学しか信じない」という豪語する人でも、その生活の大半は、科学的に無根拠な断定によって成り立つ。
われわれの日常生活は、そのほとんどが「直観」によって成立する。
「この人を信用してよいかどうか」は「顔つき」や「印象」で決めている。いちいち履歴など調べない。
食堂で「この食事を食べるべきかどうか」は「誰が作ったか」「色や形」「経験」などいろいろな要素を組み合わせて総合的に判断して決める。一回一回食品分析などしない。
われわれの生活が無数の「信仰」によって構成されている以上、われわれが「宗教家」以外の者になることはできない。
われわれはことごとく「宗教家」として生まれ、「宗教家」として生活し、「宗教家」として死んでいく。
2.
世界観は、存在論と認識論と倫理によって構成される。
(1)存在論は「世界はどうやって存在するようになったのか」を示す。
(2)認識論は「人間はどうやってものごとを認識できるのか」を示す。
(3)倫理は「人間にとって善悪とは何か」を示す。
そして、認識論と倫理は存在論に依存している。
聖書において最初に創造の記事があるのは、その後のすべての基礎だからである。
「世界は神によって創造された」という基礎があってはじめて「だから、人間はものごとを創造者の価値観にしたがって認識すべきだ」、「だから、創造者の命令を守れ」という教えが来る。
存在論の土台がなければ、認識論や倫理は成立しない。
ヒューマニズム(人間教)は、この点で欠陥思想であるとわかる。
なぜならば、それは「人間は創造者ではないが、しかし、世界を創造者であるがごとく認識し、善悪を決定できる」と主張するからである。
カント思想において、人間は神になった。聖書の神に依存せず、独立して思考し、行動するようになった。
3.
近現代のあらゆる問題は、この「存在論に基づかない認識論と倫理を持つ欠陥思想」に原因がある。
共産主義は、カント思想の必然的結果である。
「神を排除した人間だけの理想郷を作ろう」というのが共産主義である。
啓蒙主義からカント思想、そして、共産主義に至る一連の流れの基礎には、タルムードがある。
ヴォルテールら、主要な啓蒙主義者はフリーメイソンであった。
フリーメイソンはタルムードユダヤ人が作った。
ユダヤ人フリーメイソンロッジの頂点に立った「マルクスとサタン」の著者ウァームブランドの兄弟曰く「世界の人々の思想は、われわれの思想によって作り替えられた」と。
…われわれはフリーメイソンと共産主義を作った。共産主義、資本主義、物質主義、人道主義を通じて、すでにユダヤ人の精神を全世界に広めた。
時間とともに、世界はますますユダヤ的になっている。われわれユダヤ人は、20世紀の酵素である。
Richard Wurmbrand (1909-2001) Defined "The Spiritual War" by Cornelius B, Dec 18, 2008
われわれがダーウィン、マルクス主義、ニーチェ主義のために用意した成功について慎重に考えてみたまえ。
とにもかくにも、われわれユダヤ人は、これらの指令がゴイム(異邦人)の精神にいかに破壊的な影響を及ぼしてきたかを明確に理解すべきである。
(シオン議定書2-3。「われわれユダヤ人」とは、カバリスト、すなわち、イルミナティ・ユダヤ人を指す)
https://www.henrymakow.com/was_darwin_an_instrument_of_th.html
そのとき、イエスはこう言われた。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」彼らは、くじを引いて、イエスの着物を分けた。(ルカ23・34)
2019年5月28日
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