世界政府のための教育


C・F・ポッターは、ジョン・デューイとともに、深く、教育理論に影響を及ぼした、アメリカの聖職者にして人間教徒(ヒューマニスト)である。

ポッターは、公立学校やその他の教育機関において正しい教育を破壊した、子供中心主義教育を作り出す上で大いに貢献した。

ポッターは1933年の『ヒューマニスト宣言』に署名し、何世代もの子供たちと、彼らを愛し、信頼する両親を裏切った。

『ヒューマニズム―新しい宗教(Humanism, A New Religion)』(1930年)においてこう述べた。


現在われわれは、主権と呼ばれるこの神秘的な力を、世界の国民国家の手から奪うために、全力を傾けつつ、しかも、慎重に、活動している。

「国民国家から主権を奪う」すなわち、世界政府である。

世界政府への陰謀がないなどという妄言は許されない。

教育家たちが世界政府実現のために教育を破壊してきた。

その教育の基本は、ヒューマニズムであり、それは、人間教という新興宗教である。

ポッター曰く、「ヒューマニズムは、宗教の廃止ではなく、真の宗教の開始である。宗教を超自然現象から解放することによって、それはこれまで閉じ込められてきたパワーを解き放つことになるであろう。」
https://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Francis_Potter#Education

この新興宗教は、学校を通じて拡散されている。

「それゆえ、教育は、ヒューマニズムにとって非常に強力な同志であり、すべてのアメリカの公立学校は、ヒューマニズムの学校である。。

少数の子供たちを集め、1週間に1時間だけ教える有神論者の日曜学校が、週5日間行われるヒューマニズム教育を食い止られるわけがない。」

(HUMANISM, A NEW RELIGION)

ポッターが署名した『ヒューマニスト宣言』の第1条では、次のように宣言する。

「宗教的ヒューマニストは、宇宙を、自存かつ非創造物とみなす。」

また、第2条では、

「人間は、自然の進化の産物である。」

と宣言する。

ヒューマニストにして、ユネスコの初代総裁であったサー・ジュリアン・ハクスリーは次のように述べた。

「ヒューマニズムの基本は、…進化である」。

http://vftonline.org/VFTfiles/Humanism/huxley.htm

進化論を教えるヒューマニズムという新興宗教の会堂と化した学校が、国連を中心とした世界政府実現のために活動していることがこれでお分かりだろうか。

 

 

2016年2月16日



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