バベルの塔の崩壊後を見据えて準備しよう


いわゆるリバイバルというものは、最終段階だ。

人々が教会にたくさん集まり、霊的にしっかりとした集団が形成されるのは、最終段階。

日本の産業が今日の姿になったのは、明治時代から、しっかりとした教育をしてきたからだ。

父兄が教育に熱心で、子供がよく勉強し、科学的知識をよく取り入れ、それを発展させてきたからだ。

このようなしっかりとした土台があるから、震災があっても日本の製品に対する需要は減らなかった。

東北地方が壊滅的な被害を受けたにもかかわらず、世界の企業は他国の製品に鞍替えするでもなく、待ってくれた。

品質において、他には代えがたいからだ。

こういうのが本当の国力であり、中国が偽技術でにわかにGDP2位になったことなど長い目で見ればどうでもいい。

日本には模範となる天皇陛下がいて、着実に殖産興業に励んだから、今日の地位を築いた。

今の教会のリバイバルとは、中国式であって、日本式ではない。

外からカリスマ先生を連れてきて大集会を開いて、燃え上がろう、みたいなもので日本がクリスチャン化されるわけがない。

そんなものブームが去れば消えてなくなる。

大切なのは、着実な教育と訓練である。

イルミナティに汚染されていない聖書的教育をしっかりと身に着け、訓練を受けること。

こういった人々が一人二人と増えていくことによってのみ、最後にリバイバルが起きる。

イエスは、最初から弟子たちを選んで身近に置いて訓練された。

パウロを含めたこの13人の弟子たちが中核となり、教会が形成された。

無数の「牧者のいない羊」がさまよい歩き、狼に襲われているというイエスの当時のイスラエルの状態が、現在の世界のキリスト教の状態である。

牧師がまともな教育を受けておらず、六日創造説を否定し、進化論を信じ、イルミナティの「民族国家破壊」に基づく天皇反対、人間教に基づく無律法主義、三百人委員会お墨付きのダービー主義(ディスペンセーショナリズム)に基づく切迫再臨説・・・によって、牧会の能力を失っているので、羊が群れを離れてさまよい歩いている。

再建主義が、聖書的な教理を提唱しているにもかかわらず、見向きもしない。無視し、さらには、論文掲載先に電話して妨害までする。

彼らが気になるのは真理ではなく、自分の栄光。

神の国を自分の国にしてしまった。

神の裁きは近い。

われわれは、少数ながら、思想的に完全な体系を持っている。

人間教という現代世界を支配する異端思想に対して、理論的に対抗するしっかりとした柱を持っている。

この柱に基づいて、諸学問を神中心に編成し直して、世界を支配できなくなったノンクリスチャンに代わって、支配するための体制を整えなければならない。

バベルの塔の崩壊後を見据えて準備しなければならない。

 

 

2012年7月13日

 

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