安倍晋三のあま〜い中国認識
安倍晋三著「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.243
「一方で、将来的な人口減少が不可避である日本においては、世界とくにアジアの市場を視野に入れる必要があります。アジアにおけるヒト・モノ・カネの移動をできるだけ自由にして、アジアの成長を日本の成長に取り込むことを考えなければならない。具体的にはアジア各国との間でFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)などを積極的に推進していくことも重要です。」
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.245
「あるいは、私の地元や九州の場合、地理的な距離でいえば、東京よりも中国の都市の方が近い。
場合によっては日本の高品質な農産物の中国への輸出、労働力の交流も直接行った方が双方に利益があるかもしれません。私は長期的には、東京一極集中を解消して道州制を導入すべきだろうと考えています。日本を十ぐらいのブロックに分けて、そこに中央政府から人を移して、州政府のようなものをつくり、その下に基礎自治体が有るイメージです。」
「美しい国へ」 文春新書 P.158
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.161〜162
「わたしたちが目指すのは、日本に行って仕事がしたい、あるいは投資をしたい、と世界の多くの人たちに思われるような国、いいかえれば、誰にでもチャンスのある国であり、能力の活かせる国。
日本の国柄とその理想に共鳴して、子供を日本で教育したい、あるいは日本人になりたいという人がいたなら、大きく扉を開かなければならない。それはとりもなおさず、日本のダイナミズムにつながるからである。」
新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)/文藝春秋 ¥864
「美しい国へ」 文春新書 P.155
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.159
「これから中国とは、経済的にはいま以上に密接な互恵関係が築かれるに違いない。
したがって、中国の留学生たちには、ほんとうの日本をもっと知ってもらいたい。ほんとうの日本を知る中国の学生が増えれば、
日本にたいする理解も格段に深まるはずだからだ。そのためにも今後は、留学生の受け入れ枠を思いきって広げ、日本で勉強したいという中国の若者たちをもっと受け入れる努力をするべきだし、日本における就業機会をふやす努力が必要だ。」
こんな思想で、国防ができるはずもない。
2016年7月27日
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