バーチャルマネーでできた借金をリアルマネーで返そうとするな


バブル崩壊で、国が傾くとか、バカみたい。財務省が無能なのか、それとも知っていてやったのか。

日本では、銀行には恐ろしい特権が与えられている。つまり、無からお金を作って(つまり、信用創造)人に金を貸す権利。

これは銀行の通常業務であり、バブル時代も同じことをしただけ。ただ違ったのは、その貸した額が大きかったということ。

もともと無かったお金なのだから、不良債権化しても、銀行は痛くも痒くもない。

しかし、バブルがはじけたときに銀行は騒いだ。

「200兆円の不良債権ができた!」と。あたかもリアルなマネーを失ったかのように。

政府は、公的資金(つまり税金)の投入を決定。

銀行が貸したお金=バーチャルマネー。

公的資金=リアルマネー。

公的資金投入=バーチャルマネーをリアルマネーに転換すること。つまり、詐欺。

正しい方法は、バーチャルマネーが消えたならば、バーチャルマネーで補充すること。

つまり、日銀が信用創造したお金を投入する。

日本人だけがバーチャルとリアルの区別ができず、まじめに、国民の実質的な労働の果実で埋め合わせ、20年を失った。

ほかの国は、バーチャルをバーチャルで補充するのに。

 

 

2016年11月14日



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