フリーメーソン: 異邦人のためのユダヤ教


12. フリーメーソン: 異邦人のためのユダヤ教

ビリー・グラハムのシオニズムは、大部分、グラハムがフリーメイソンであるという事実によって説明できる。299 グラハムはおそらく、33階級メイソンであろう。かつて33階級メイソンであったジム・ショーは、ビリー・グラハムがショーの33階級任命式に出席していたと暴露した。この儀式に参加を許されたのは、33階級メイソンだけであった。グラハムがフリーメーソンのロッジのメンバーであると考えれば、なぜ「ユダヤ人に福音を説くことに意味はない」という非キリスト教的な見解を持っているのか説明がつく。今日まで、グラハムは、自身がフリーメーソンであるかとの問いに対して自らの口で答えることを拒否している。フリーメーソンのメンバーではないとの説明は、常に部下の口を通してである。ビリー・グラハムは、なぜ一度もフリーメイソンへの批判を口にしたことがないのか。その理由の一つは、「フリーメイソンのメンバーだから」である。しかし、御言葉は「それをせよ」と命じている。「実を結ばない暗やみのわざへの参加をやめ、むしろそれらを非難しなさい」(エペソ 5:11)。

グラハムがなぜ自らがフリーメイソンであることを明らかにしないかというと、フリーメイソンの慣習に従っているからである。1912年もしくはそれ以前に、メイソンの新聞『シオン・ニュース』は次のように報じた。


大衆には、誰がメイソンであるか知る権利はない。メイソンは、職務上またはその他の理由で、または、いかなる理由にもよらずに、この事実を秘匿する権利がある。自分自身以外のいかなる者にも、それを明らかにする権利がないということは、フリーメイソンの秘密の一つである。300

フリーメーソンであることに何か問題でもあるのか、と尋ねる人がいるかもしれない。フリーメーソンは単なる友愛組織ではないかと。マーティン・l・ワーグナーは、フリーメイソンに関して、客観的かつ徹底的な調査を実施し、そこで得られた発見に基づいて『フリーメイソン:一つの解釈』という本を著した。ワグナーは、自らのフリーメイソンに関する権威ある研究の結論として「フリーメーソンは、単なる友愛組織ではなく、実際、一つの宗教である」と述べた。・・・

Edward Hendrie, Bloody Zion,pp.169-194.

 

 

2017年2月26日



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