祈らなければ神は働かれない


われわれが祈らねばならないのは、人間を通して神は地上を支配されるからである。

人間が創造されたそもそもの目的は「地を従え」るためである。

だから、人間が関与せずに、勝手に神が働かれるという形は神の方法ではない。

「私たちは何も祈っていなかったのに、神は〇〇をしてくださいました」というのは、本当の証ではない。

本当の証とは「主は、祈りに応えてくださり、〇〇をしてくださいました」である。

神は、われわれが祈ることを待っておられる。

祈らないから、フリーメイソン・イルミナティがこれだけはびこってしまったのだ。

世界がほとんど彼らの手中に入っているのは、クリスチャンが祈らなかったからだ。

彼らは不戦勝で勝利してきた。

「神様、どうして彼らをここまで放置されたのですか」と尋ねたいところだが、われわれに非がある。

この地上を支配する駒は、われわれ人類である。

神ご自身ではない。

神はわれわれ人類を通して被造世界を完成させようとしておられる。

だから、イエス・キリストを受肉させ、イエス・キリストを王に定められたのだ。

イエス・キリストに連なる契約の民、すなわち、クリスチャンは、イエス・キリストとともに地上の王であり、地上を支配する権限を持っている。

しかし、神学が悪かったので、「地上支配はできない」とあきらめてきた。

聖書は一貫して「地上支配できる」と唱えている。

われわれが祈らない限り神は働かれない。

神はわれわれを通じて働かれるので、祈りを待っておられる。

何についてでも、神の国が成就するようにとの願いの中で、われわれは祈るべきだ。

小さな日常のことから大きな政治経済のことまで、一つ一つ祈るべきだ。

そうすれば、祈りがきかれていることを実感できるだろう。

このようにして、一歩一歩、神の国は成長し、いずれ世界を満たすだろう。

 

 

2013年4月21日



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