オーバン・アヴェニュー神学は異端以外の何物でもない2


以下、http://flockalert.wordpress.com/2009/06/19/what-is-the-federal-vision-is-it-heresy/のまとめ。


オーバン・アヴェニュー神学またはフェデラル・ヴィジョンは、最悪の種類の異端であり、救いに関するほとんどすべての教理を捻じ曲げている。

N・T・ライトの神学と共通する部分が多く、その本質は、羊の皮をかぶったローマ・カトリックである。

フェデラル・ヴィジョンは、信仰のみによる義認、キリストの積極的な服従、聖徒の堅忍を否定し、行いによる救いを支持する(バプテスマによる再生という異端の教理を信じる)。

フェデラル・ヴィジョンの主要な唱道者は以下のとおり。

・ダグラス・ウィルソン
・ジェームズ・B・ジョーダン(かつて再建主義者)
・ノーマン・シェパード
・ピーター・ライトハート(かつて再建主義者)
・スティーブ・シュリゼル(かつて再建主義者)
・スティーブ・ウィルキンス
・リッチ・ラスク
・ジョン・バラク

1.2002年に合衆国改革長老教会(RPCUS)は、フェデラル・ヴィジョン運動家たちに「悔い改めの呼びかけ」を行った。ここでは、この運動の主要な異端性が列挙されている。

「RPCUSの契約中会は、2002年オーバン・アヴェニュー長老牧師会において提示された教えに、信仰のみによる義認の教えを否定し、キリスト教福音の基本的な教理に対する否定が含まれていると宣言する。

「ダグラス・ウィルソン、スティーブ・シュリゼル、ジョン・バラク、J・スティーブン・ウィルキンスといった様々な講演者の教えには、以下により、改革主義の信仰を破壊する効果がある。すなわち、間違った聖書解釈の原理の導入、聖職制度の混入、教会・礼典・選び・有効召命・堅忍・再生・義認・キリストとの合一・信仰の性質及び手段に関する再定義。

聖書を神の命題[訳注:真偽判断の言葉による表明]として捕えることの拒絶、非正統的な捕囚以後のユダヤ思想を解釈のスキームとして導入すること、聖書を聖書によって解釈する方法の否定。

この教えは、書かれた御言葉を肯定する一方で、20世紀初頭のリベラル高等批評に非常に似た、啓示されていないし反命題的な見解という眼鏡を通してその言葉を改質し、再解釈する。

目に見える教会及び目に見えない教会の区別を否定し、歴史的及び終末論的教会を導入し、主の晩餐の礼典に方向性としては聖職制度にほかならない新しく神秘的な意味を持たせ、義認を、決定的な法的行為としてではなく終末論的プロセスと見、新生の現実と必要性をあいまいにし、集会の内部における悔い改めと信仰への呼びかけを排除することによって、福音の説教を破壊している。

印と現実を結び合わせる原理の上に築き上げられたバプテスマによる再生の教えは、実質的にローマ・カトリックとほとんど変わらない。

「キリストとの合一とは、教会における外面的立場と位置にほかならない」との教えによって、再生とキリストとの合一、表面的聖餐式とが混同されている。

これらの講演者たちがいかにカルヴァン主義の用語を使用したとしても、それは表面的であり、人々を誤謬に導くものである。その堅忍の教理は、有効召命を否定するために利用されている。集団的選びの教理は、個別の贖いを否定するために用いられている。人間の生まれながらの堕落は、主の晩餐の参加者となる資格を十分に与える水のバプテスマの外的執行において排除されている。

それゆえ、われわれは、これらの教えが異端であると決定した。われわれは彼らが悔い改めをすることを求める。われわれは、イエス・キリストの教会に対して、これらの教えを軽視するように求める。われわれは、彼らに責任を有する教会の裁判に対して、戒規の手続きを開始し、悔い改めない場合は彼らを裁き、その職を停止し、教会の交わりから排除することによって、キリストの栄誉と福音の真理を守ることを求める。

神が彼らの魂を憐まれんことを。

2002年6月22日アメリカ合衆国改革長老教会契約中会は、全員一致で採択した。

The Council of Chalcedon, “A Call to Repentance” (Cummings, GA: July/August 2002), 13.

 

 

2014年4月15日



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