現代は黙示録の「千年王国の最後の悪魔の復活」の時代なのか?


(1)

福音派の牧師が悪霊について語っている。

https://www.youtube.com/watch?v=lphCOFqCcGk&feature=youtu.be

「再臨の時まで悪霊を地獄に落とすことはできません。」という言葉そのものが悪霊にやられているのである。

この牧師が依拠しているディスペンセーショナリズムの教えを作ったのは、イエズス会の司祭フランシスコ・リベラとインマヌエル・ラクンザだ。

イエスは「もうすぐ来る」と黙示録に言われた。誰に?

小アジアの7つの教会のクリスチャンたちに。

ということは、再臨は彼らに意味のあるできごと。つまり、紀元1世紀に起きたということ。そうじゃなければイエスは嘘をついたことになる!!!

再臨は、神殿が崩壊した紀元70年にあった。

だから、今の世界において、クリスチャンは悪霊を地獄に叩き落とすことができる。

悪霊が恐れていることは、底知れぬところに投げ込まれることである。


悪霊どもはイエスに、底知れぬ所に行け、とはお命じになりませんようにと願った。(ルカ8・31)

イエスは、このことを行われた。

底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、それが諸国の民を惑わすことのないようにした。サタンは、そのあとでしばらくの間、解き放されなければならない。(黙示録20・3)

これは、紀元70年に起きた。

その説明は、以下を参照されたし。

http://www.millnm.net/qanda/pmil.htm

(2)


また私は、御使いが底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から下って来るのを見た。
彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛って、底知れぬ所に投げ込んで、そこを閉じ、その上に封印して、千年の終わるまでは、それが諸国の民を惑わすことのないようにした。サタンは、そのあとでしばらくの間、解き放されなければならない。
また私は、多くの座を見た。彼らはその上にすわった。そしてさばきを行なう権威が彼らに与えられた。また私は、イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た。彼らは生き返って、キリストとともに、千年の間王となった。
そのほかの死者は、千年の終わるまでは、生き返らなかった。これが第一の復活である。
この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストとともに、千年の間王となる。
しかし千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され、地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海べの砂のようである。
彼らは、地上の広い平地に上って来て、聖徒たちの陣営と愛された都とを取り囲んだ。すると、天から火が降って来て、彼らを焼き尽くした。
そして、彼らを惑わした悪魔は火と硫黄との池に投げ込まれた。そこは獣も、にせ預言者もいる所で、彼らは永遠に昼も夜も苦しみを受ける。
また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。(黙示録20・2-10)

ここで言われているように、イエス以降、諸国の民は、惑わしから逃れていった。

この福音は、あなたがたが神の恵みを聞き、それをほんとうに理解したとき以来、あなたがたの間でも見られるとおりの勢いをもって、世界中で、実を結び広がり続けています。福音はそのようにしてあなたがたに届いたのです。(コロサイ1・6)

紀元1世紀に、福音は「世界中で、実を結び広がり続けてい」た。

しかし、千年後(黙示録の表現は預言的表現法であるから文字通りとは言えない)、サタンはもう一度地上に戻ってくる。

しかし千年の終わりに、サタンはその牢から解き放され、地の四方にある諸国の民、すなわち、ゴグとマゴグを惑わすために出て行き、戦いのために彼らを召集する。彼らの数は海べの砂のようである。

全世界が契約の民に逆らう時代が来る。

この契約の民とは、イスラエルのユダヤ人ではない。

なぜならば、イスラエルのユダヤ人はタルムードを信じる悪魔教徒になってしまったから。

彼らはメシアであるイエスを信じていない。

だから、今のイスラエルがターゲットになることはない。

しかし、シオニストはこの預言を今のイスラエルに成就しようとしている。

シオニストにならって、ディスペンセーショナリズムのクリスチャンたちも、世界最終戦争がイスラエル付近のハルマゲドンにおいて起きると考えている。

ナンセンス。

ここでゴグ・マゴグと呼ばれているヤペテ族の人々(創世記10・2)は、むしろ、欧米シオニスト、つまり、アシュケナジーのユダヤ人を指しているのではないか。

エゼキエル38・2では、マゴグの地のゴグを、「メシェクとトバルの大首長」と呼んでいる。

メシェクもトバルもヤペテの子であり、ハザール帝国があった土地に住むグルジア人やアルメニア人と関係があると言われている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Meshech
https://en.wikipedia.org/wiki/Tubal
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a9/Chasaren.jpg

アシュケナジーのユダヤ人がハザール帝国出身者であることはよく知られている。

彼らは後に東欧に移動し、そして米国に移住した。

米国の映画会社はみな東欧系ユダヤ人が作った。

そして、その象徴は、イシュタルやホルスの目であり、明らかにバビロンの影響を受けたシオニストである。

ディスペンセーショナリストが一般に言っている、「この箇所は、全世界の異邦人がイスラエル共和国に敵対し、ハルマゲドンに集まって最終戦争をする」は間違いであり、むしろ、イスラエル共和国を支援するシオニストたち、つまり、米国の東欧系ユダヤ人を中心とした異邦人の連合がクリスチャンに敵対すると解釈すべきではないだろうか。

そうすれば、この箇所は、現在の状況を描写していると見えなくもない。

たしかに、18世紀から21世紀にかけて、イルミナティの世界支配は進んできた。

せっかくキリスト教化されていた世界も、巧妙な操作で、ほとんどイルミナティ化された。

千年王国の最後に、悪魔が底知れぬところから最後に上ってきたというのが、今の時代の状況なのかもしれない。

 

 

2015年6月12日



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