1.
旧約聖書と新約聖書の預言が示した「メシアの再臨」はいつ起きるのか。
この再臨によってイエスのニュー・ワールド・オーダーが確立される。
イエスは世界の王となる。
イエスが宮を出て行かれるとき、弟子たちが近寄って来て、イエスに宮の建物をさし示した。
そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」
イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」(マタイ24・1-3)
「あなたの来られる時」とあるから、再臨である。
マタイ24章は再臨預言である。
ディスペンセーション主義が述べるのと違い、この再臨は、イエスと同時代に起きる。
まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。(マタイ24・34)
33節までの「再臨の前兆」は、「この時代」が「過ぎ去」る前に「全部起こってしまう」。
前兆がイエスと同時代に起きるならば、再臨も同時代に起きるはずである。
前兆が起きてから2000年たって再臨が起きるとなると、それは前兆ではない。
そして、この再臨の時が「世の終わり」である。
つまり、「世の終わり」はイエスと同時代に到来した。
ここから「世の終わり」とは、われわれが考える「世の終わり」ではないということである。
それは、世界の終わりではなく、旧約時代の終わりである。
旧約時代の世界体制は終了し、新しい世界体制が到来した。
2.
イエスは、律法を完全に守り、それにより、アダムが果たせなかった任務、すなわち「契約遵守を通じた世界統治」を果たされた。
その結果、報いとして「永遠の命」と「世界の永遠の継承」を受けられた。
本来ならば、アダムが神の法を完全に守ることによって、生命の樹から取って食べ、永遠の生命を獲得し、世界を永遠に相続できるはずだった。
しかし、失敗したため、「子なる神」が人間となって身代わりにこの任務を遂行された。
同時に、十字架について呪いを受けることによって、信じる者すべての贖いを成し遂げられた。
本来ならば、人間が自分の罪の責任を取って永遠の呪いを受けるべきだが、イエスがそれを身代わりに負ってくださったので、信じる者に罪の責任は課せられない。
イエスは、すべての任務を遂行され、天の王座に着かれ、世界の王として今も君臨しておられる。
イエスは、世界の正式な相続者となられたので、誰も世界を彼の手から奪うことはできない。
今日、ディープステートの連中が世界政府を作り、偽メシアに世界を与えようと画策しているが無駄である。
なぜならば、父なる神が認め給うた「正式な」相続者はイエス以外におられないからである。
イエスお一人が、世界の所有者である。
サタンにはつけいる隙がない。
だから、われわれが祈れば、ディープステートは敗退するしかない。
ディープステートの連中には法的根拠がない。
だから、われわれが「下がれ!サタン!お前にはこの世界を所有する法的根拠はない。この世界の唯一の所有者はイエスお一人である!」と宣言すれば、サタンは引き下がるしかない。
3.
再臨は、紀元70年の神殿崩壊において成就した。
「石がくずされずに、積まれたまま残ることがない」は、紀元70年に起きた。
それが「あなたの来られる時や世の終わり」である。
紀元70年にイエスは再臨され、世の終わりが到来した。
すでに述べたように、この「世の終わり」とは、旧約時代の終わりである。
紀元70年にイエスが再臨され、旧約時代は終わり、新約時代が到来した。
この時代は、イエスが至高者として君臨する時代である。
それゆえ、黙示録13章のような「反キリストによる世界支配」は起きない。
あれはすでに紀元70年以前に起きた。
黙示録の大患難時代は、すでに過ぎ去った。
黙示録を未来預言とし、反キリストの世界支配を予言するようなクリスチャンは「偽クリスチャン」である。
そのような人々についていってはならない。
4.
われわれが祈れば、ディープステートであれ、中国であれ、撃退できる。
われわれの祈りは、世界の王イエス・キリストに直結しているので、世界最強の武器である。
ここ数ヶ月ずっと、ある議員について祈ってきた。
彼らは、ヘイト・スピーチ運動を通じて、日本における自分たちの権利を拡大し、日本を乗っ取ろうとしている人々である。
これまでも慰安婦や徴用工の問題などを利用して、日本の評判を世界中で落とし、日本の孤立化と弱体化を画策してきた連中である。
最近では、ある自治体に働きかけて、外国人に対するヘイトを罰する法律まで作った。
私は「自らキチガイ沙汰をするように」と祈ってきた。
保守派が彼らの評判を落とすために宣伝活動をやっても効果は薄い。
人々は、保守派の人々が偏見を持っているのだと感じるかもしれない。
しかし、自ら変なことをすれば、人々は確実に「彼らはオカシイ!」と気づくだろう。
「ご乱心」以上に効果的な方法はない。
最近、実際に、彼らが異常な行動を取るようになり「発狂している」と複数の人々が証言している。
しかも、周りの人々に(言論での)鉄砲を撃ち始め、弾がある有力なジャーナリストに当たってしまった。
彼はこの一人の議員と古くから交流があり、裏の情報を得ている。
ユーチューブでそれを暴露し始めたのだ。
その秘書がある国に密かに出入りしていることを暴露した。
「徹底的に戦う」と言っている。
この一連の事態の推移を見て、私は「祈りが聞かれた」と思った。
5.
紀元70年以降、この世は、イエス・キリストの王国である。
それゆえ、イエス・キリストに逆らって成功する人や組織などない。
神の法から遠ざかれば遠ざかるほど、契約の呪いを受けて、それらの人は組織は弱くなる。
神の国に対して攻撃を仕掛けるならば、神の国の住民は祈りによって彼らを殲滅する。
私の献身や活動を妨害した人間は、ことごとく悲惨な運命を辿った。
ミレニアムで私が示しているのは、「聖書の核心的な教え」であり、それゆえ、ひとたびそれに触れて、その後、ただで済むはずがないのである。
受け入れて、イエス・キリストの側に回り、命を得るか、拒んで、滅びの道に進むか。
霊的な組織は、先に進めば進むほど、秘密が開示される。
いったん秘密を開示されたあとで「知りません」と言えない。
「お前は知識を得た。多く与えられた者は多く要求される」と神に言われる。
インサイダーの情報を入手した後、株の取引をすれば、有罪である。
情報を入手した者には責任が伴う。