現代の教会が信じている「再臨説」の起源


1.

タルムードユダヤ人は、イエスを否定する。

そして「これからメシアが現れる」と唱える。

『マルクスとサタン』の著者ウァームブランド師の兄弟(ユダヤ人でフリーメイソン33階級)によると、どうやら彼らはユダヤ民族がメシアであると考えているようである。

このメシアは、エルサレムの神殿から世界を支配する。

今のイスラエル国は「イエスをメシアとして否定する人々の国」であり、彼らは、イスラエル国を中心とし、ユダヤ人が世界を支配すると考えている。

トランプが在イスラエル米国大使館をエルサレムに移転したのは、エルサレムを首都とする世界政府の準備の一環だと思う。

そのためにイバンカと夫のジャレッド・クシュナーがイスラエルを訪問した。

彼らはユダヤ教徒である。

トランプ家は聖書のパリサイ人の末裔であるルバビッチ運動と繋がりがある。

この運動は、正式名が「バアルのパリサイ太陽神崇拝団のバビロニアン・タルムード大祭司たち(Babylonian Talmudic High Priests of the Order of the Pharisaic sun god worshippers of Baal))」である。

トランプは実はあちら側の人間であり、国民国家主義者のガス抜きのために送られた可能性は捨てきれない。

このように、タルムードユダヤ人は、世界政府実現に向けて着々と歩を進めている。

2.

麦と毒麦は、刈り入れが近くなると、それぞれその姿をはっきりと現すようになる。

イエスを中心とする神の国(再建されたイスラエル国)と、偽メシアを中心とするルシファーの国は、それぞれはっきりと目に見える形になりつつある。

神の国を目指す、イエスを王とする勢力の間では、きわめて聖書に忠実な神学である再建主義が現れ、聖書理解が進んでいる。

ルシファーの国を目指す、偽メシアを王とする勢力の間では、移民やポリティカル・コレクトネスを通じた世界の主要な国民国家の解体が進められ、もっぱらユダヤ人の民族主義だけが世界で際立つようになっている。

ハリウッドを支配するタルムードユダヤ人たちは、もはや西部劇の映画を作らない。アメリカ人の民族主義を殺すためである。むしろ『ダンス・ウィズ・ウルヴス』のような「アメリカ人によるアメリカの支配」に罪悪感を持つように洗脳している。

また『E・T』のような宇宙人ものの映画を通じて「民族にこだわるのではなく、地球人として団結しよう」的な思想を広めようとしている。

万人の「無国籍化」が進められている。

彼らはドイツ人、日本人、アメリカ人、イギリス人、・・・の愛国心を破壊するために、それぞれの国でヘイト・スピーチ法を制定し、移民の地位を向上させ、ドイツを脱ドイツ人化し、日本を脱日本人化しつつある。

タルムードユダヤ人は、万人から民族的アイデンティティを奪い、黒も白もない、すべてが灰色の世界を作りだそうとしている。

そして、その灰色の世界の中で、ユダヤ民族だけが燦然と輝くように、世界政府の舞台を準備している。

3.

パレスチナに建国されたイスラエル国を「聖書の再興されたイスラエル」と考えてはならない。

あれは、バベルの塔である。

真の「再興されたイスラエル」とは、教会(エクレシア)である。

エルサレムに神殿が建つと言ってはならない。

今日、キリストとクリスチャンの体こそが神殿なのである。

敵は、クリスチャンに、このバベルの塔建設を妨害させないために、聖書を誤って解釈するように仕向けてきた。

それが「イエス・キリストはまもなく再臨し、世界に平和をもたらす」と唱えるディスペンセーション主義である。

この教えを作ったのは、イエズス会の司祭マニエル・ラクンザである。

4.

「再臨が近い」と唱える教えは、タルムードユダヤ教の「メシアの来臨が近い」という考えから来ている。

それは、イエスをメシアと認めず、「別のメシアが来る」と唱える。

新約聖書に記されている「再臨」は、紀元70年に起きた。

イエスは、はっきりと「この時代のうちに起きる」と明言された。


にせキリスト、にせ預言者たちが現われて、できれば選民をも惑わそうとして、大きなしるしや不思議なことをして見せます。
さあ、わたしは、あなたがたに前もって話しました。
だから、たとい、『そら、荒野にいらっしゃる』と言っても、飛び出して行ってはいけません。『そら、へやにいらっしゃる』と聞いても、信じてはいけません。
人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。
死体のある所には、はげたかが集まります。
だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます。
そのとき、人の子のしるしが天に現われます。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見るのです。
人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わします。すると御使いたちは、天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集めます。
いちじくの木から、たとえを学びなさい。枝が柔らかになって、葉が出て来ると、夏の近いことがわかります。
そのように、これらのことのすべてを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていると知りなさい。
まことに、あなたがたに告げます。これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。(マタイ24・24-34)

「これらのことが全部起こってしまうまでは、この時代は過ぎ去りません。」

つまり、「この時代のうちに、これらのこと(前兆)が全部起きる」と言われた。

「人の子が戸口まで近づいている」のは「この時代」のうちに起きるのである。

ここで「時代」と訳されている言葉は#gs#genea#ge#であるが、ストロングによると「an age (i. e. the time ordinarily occupied by each successive generation), the space of from 30 to 33 years (時代(つまり、継続的世代が通常占める時間)、30〜33年)」という意味である。

https://biblehub.com/greek/1074.htm

イエスは「30〜33年のうちに人の子が戸口まで近づいていることを示す前兆がすべて起きる」と言われた。

それゆえ、われわれは、再臨を未来の出来事と考えてはならないのである。(*)

5.

イエスが再びやってきて理想の世界を作ってくれると考えることをやめよう。

イエスは旧約の世界を裁くために紀元70年に再臨された。

それ以降、新しい世界が始まった。

イエスが正式に天の王座につき、聖霊が降臨して、われわれとともにいてくださる新しい時代が始まった。

理想の世界を作るのは、天におられるキリストと地上におられる聖霊である。

聖霊がわれわれの内側におられ、われわれを動かして神の国を拡大される。

(*)

厳密に言えば、われわれが生きている千年王国の時代が終わり、歴史が終焉を迎えるときにもう一度再臨は起きる。

フルプレテリズムはそれを否定するが、聖書的に言えば、再臨は二度ある。

http://www.millnm.net/qanda4/446Pjps7K3jSs19351.htm

 

 

2018年11月7日



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