自分で自分の首を絞めている日本政府
>アメリカに対する投資だけではなくて、日本国内に対して日本国が投資しなければ デフレ脱却はできないのでしょうね。
>どんなに 量的緩和をやっても 企業は内部留保を 増やすだけ、金融機関も貸付をしない。
>マイナス金利でもっと金融機関は痛めつけられる。
そのとおりですね。
先日、高橋洋一氏が国会で参考人の意見陳述されていましたが、日本の財政は非常に健全であり、どこにも景気を悪化させる要素がないのにもかかわらず、勝手に悪化しています。
その原因は、純粋に国内にあり、対策は、国内に対するお金の流通量を増やすこと以外ではありません。
それなのに、日本人の間には「こんな景気が悪いときに、政府は贅沢をやめろ」と政府の支出を敬遠する空気が漂っており、それが官僚の中にも蔓延しています。
血液を輸血して増やすだけではだめで、心臓が弱っているので、心臓を元気にし、血液を循環させる方策がとられなければならないのに、財務官僚は心臓を弱らせるような増税を行いました。
バカの極みです。
日本は、貧血で苦しんでいる肥満児です。栄養は十分に取って太っている。つまり、外貨は十分にあり、国富も豊かにある。対外純資産は25年間連続世界一。しかし、バブル崩壊時に作った巨大な「バーチャルマネーの欠損」を補っていないため、貧血状態にある。問題は血が足りないのであって、国民の実力が落ちたわけではない。つまり、実体経済の問題ではなく、純粋に金融の問題。
それをマスコミは、問題を「少子化」のせいにし、国民もなんとなく、騙されて実体経済に問題があると勘違いしている。
人体の場合、心臓が弱っているのは、おもに物理的原因があるのですが、日本経済の場合、単なる「心理的原因」でしかない。
つまり、マスコミが「日本には明るい未来がある」と大声で言い始め、政治家も大衆も前向きになって投資を開始すれば、民間は内部留保をやめ、銀行も金を貸すようになる。
すべて私には「意図的に未来を不安にするような心理操作」が行われているのではないかとしか思えません。
マスコミと財務省がぐるになって、日本が中国の後塵を拝するように活動しているとしか思えません。
おそらく、背後に、「中国をアメリカに代わる超大国にする」というグローバリストの戦略があるのでしょう。
>アベノミクスが始まったばかりの時、一時的に景気がよくなっていました。
>一時的に建設業なども活気を呈していました。 それが消費税を上げた後
>2年くらいで 恐ろしく景気が冷え込みました。
高橋氏によると、現在、第2の矢である財政支出はむしろ減少傾向にある、つまり、緊縮財政に向かっているといいます。
安部さんがなぜ、第2の矢を諦めたのか。
財務省の抵抗だと言われますが、日本のガンは、財務省だと言ってよいと思います。
財務省には親中派が多いそうです。
>国が公共事業をおこして高速道路、新幹線、その他のインフラを整備するしかないのでしょう。
>日本のインフラはこの20年間ほとんど そのままに放置されてきています。
>首都高速道路などは どんどん老朽化しているとのことです。
緊縮財政、均衡財政派の陰謀でしょう。
民進党は、「コンクリートから人へ」とのお題目で公共事業を封印しました。
いわゆる親中韓派議員は、日本が緊縮財政に向かい、公共投資を行わないように誘導しています。
>政治に家計簿の感覚を持ち込んで大衆受けをねらった女性都知事は せっかく東京オリンピックで日本がデフレ脱却の手がかりを
>つかみかけたところで それを つぶしています。
>豊洲市場も環境汚染の問題は ほとんどないにもかかわらず それを針小棒大にして政治利用しているだけであるとの見方もあります。
豊洲の汚染は、科学的に見て、問題はないはずです。
こんなバカみたいな問題にこだわって、本質的な問題であるデフレ脱却のための公共事業を避けている。
アベノミクスを成功させないための仕掛けでしょう。
そもそも、国の財政は家計とはまったく異なります。
なぜならば、家計が苦しくなってもお金を作ることはできないが、国の財政が苦しくなった場合にお金を作れるからです。
外貨を作ることはできませんが、日本円なら作れます。
今貧血で苦しんでいる人がいるならば、血を作れるわけですから、どんどん血を作って輸血すればいい。
海外資源の不足で生じている問題と、自国通貨不足で生じている問題を同列に置くことはできません。
外貨不足のため海外資源を輸入できなくて電力不足になっている場合、問題は深刻です。なぜならば、外貨を刷ることができないから。
他国の通貨を勝手に作ったら戦争になります。
しかし、自国通貨ならば自由に作れます。法律を変えて政府紙幣を刷ればいい。
ですから、今の日本の不景気は「自分で自分の首を絞めている」問題なのです。
>この都知事も日本破壊計画に加担しているのでしょう。
その可能性が高いですね。
>今の日本は供給過剰であるので、量的緩和をどんなにしても ハイパーインフレには絶対ならないのだそうです。
そのとおりですね。
2017年2月25日
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