神のための働きは長期戦である
福音派に霊肉二元論の異端思想が入ったため、律法にある「物質的祝福」が全部霊的祝福に置き換えられてきた。
「物質的に祝福される?それは、旧約の時代だからでしょう。新約時代には霊的な祝福以外に何もありませんよ」と。
さらに「かえってクリスチャンになると、物質的には呪われるのです。すべては再臨後まで待たねばなりません」と。
旧約時代と新約時代を、霊と肉で分ける、つまり、旧約は物質、新約は霊の時代と分けるのは、ギリシア異教思想である。
聖書にはそのような二元論は存在しない。
霊も肉もすべて神の領域であり、それは、時代にまったく関係ない。
だから、新約時代においても、祝福と呪いは霊肉に及ぶ。
聖書に記された神の法を守れば、霊肉において祝福され、逆らえば、霊肉において呪われる。
「じゃあ、ロスチャイルドはどうして金持ちなのか?」という人がいるかもしれないが、あれは、あだ花である。
つまり、神が一時的に繁栄を許しておられるだけだ。
神にはご計画がある。
神は、サタンの弟子をも利用して、ご計画を実行される。
ロスチャイルドに一時的に儲けさせて、ある仕事をさせる。
それは、バベルの塔建築という仕事だ。
それを直前になってぶち壊す。
神は、バベルの塔の完成を許されない。
こういうことを示されるために、ロスチャイルドは巨万の財産を築くのを許されたのだ。
しかし、サタンに従ったゆえに彼の一族の運命は滅びである。
長いスパンで見ると、悪魔に従ったグループは個人には、呪いが襲い掛かる。
結局、ローマ帝国はキリスト教に勝てなかった。
ゲルマンも勝てなかった。
キリストは天地の主であるから、キリストと対抗して勝てる個人やグループなど存在しない。
最後に背教のユダヤ、ロスチャイルドが残っている。
これもキリストによって滅ぼされる。
日本もキリストに逆らうならば、パージされる。
われわれの伝道を妨害する者には呪いがくだる。
われわれを祝福し、協力する者には祝福がくる。
ただし、注意が必要だ。
即効性を期待してはならない。
忍耐が必要だ。
「あなたがたが神のみこころを行なって、約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐です」(ヘブル10・36)
簡単にへこたれるようではだめ。
何十年もの忍耐が必要かもしれない。
忍耐を通じて人格が練られていく。
「忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです」(ローマ5・4)
しかし、最後には必ず勝利する。
「平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます」(ローマ16・20)
神のための働きは長期戦である。
2012年5月25日
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