神の法と自然法5
O様:彼らによると、Gale Riplingerはギリシャ語もヘブル語も知らない、NewAge Bible Versionはデタラメだらけ、ウェストコット/ホートの話も大嘘だそうな:
http://www.kjvonly.org/other/gail_riplinger.htm
情報ありがとうございました。
このロックマン財団の反論は、非常に重要です。
ロングズドンの紹介は、本物を見ないとわかりませんが、Riplingerはちょっと眉唾の人ですね。
なぜこんないい加減なことをしたのか。
たしかに、NEW AGE BIBLE VERSIONを入手したのですが、論の進め方が荒っぽい。
こじつけが多い。
ただし、ロックマンの反論では、「幽霊会」が、天使の存在について考えるために設立したものであって、オカルト研究ではないというが、とてもではないけど信じられない。
「使徒」も、秘密結社であることは明らかであり、
ロスチャイルドの弟子バルフォアや、現在の大きな政府の生みの親である同性愛者ケインズと組んでいたというのがニューエイジを疑うに十分ですね。
それから、ロックマンの創始者がフリーメイソンだったという事実(これはロックマンのホームページに書いてあります)。
すご〜〜〜く、怪しいでしょう。
このロックマンの反論は、Riplingerのミスを指摘して、自分の正しさを印象付けるやりかたに思えます。
私は、Riplingerの行き過ぎに注意しなければならないと思いますが、総合的に見て、ウェストコットとホートには危険な部分が多いと思います。
実際、ロックマンとウェストコットとホートは、前千年王国説を採用していたわけですし。
イルミナティやフリーメイソンの世界政府建設、宗教統合(エキュメニズム)、そして、前千年王国説は、互いによく調和しています。
ロックマンによると、ログズドンは監修者ではなかったそうです。
私は、KJVオンリーは支持しないので、Riplingerの意見には加わらないつもりです。
どの翻訳にも欠点はあるので、それを神聖視することはできません。
ただ、ウェストコットとホートが持ち出したローマ・カトリック系列の写本はいただけない。
ローマ・カトリック=イルミナティ=前千年王国説というつながりを否定できません。
そうですね。前千年王国説と反カルヴァン主義がすでにだめです。
ビリー・グラハムやチョー・ヨンギの批判には同調しますが。。。
私は、TextusReceptusそのものが、エラスムスがからんでいるという時点で疑ってしまいます。
古典主義者、グレコローマン主義者ってのが、編纂した聖書って信じられない。
そうですね。
この問題は、興味があり、重要だと思いますが、私は専門家にはなるつもりはありませんので、誰かやってほしいです。
とにかく、ローマがキリスト教を国教にしたあたりで、ものすごくグレコローマン文化が入ってしまっているので、西洋のキリスト教全般に対する批判が僕にはあります。
ギリシャ文化の自然法、自然理性、自然主義がキリスト教に入っている。律法が蹴っ飛ばされた。
これで、もうすでに4世紀の段階で失敗している。
大きな失敗です。
本格的にこの問題を扱ったのはやっとヴァン・ティルからでしょう。
だから、たとえ優れているとはいっても、ビザンチン写本ですら疑わしい。
完璧は期待できないのですが、しかし、今のこの時代の成果であるヴァン・ティルとラッシュドゥーニーを経由した写本研究、テキスト研究が行われるべきだと思います。
東方教会も例外ではないです。
昔から、テキストには
私は打ち込む気持ちがなかった。
しかし、調べていくと、ちょっとだけやってみても、誤訳や抜けがありますから。
これまでなんだったのかと。
それから、ポスト・ミレとプレテリズムの立場から、1テサロニケ3章を翻訳してほしいです。
なぜならば、携挙をどう捉えるか重要なので。
携挙がまったくなかったという人々もいます。たとえば、フルプレテリズムの一部の人々とか。
私は、紀元70年にあったと思います。
そうです。
今の翻訳聖書(ロックマンがからんでいる)では、携挙は未来にある。
例えば統一協会への反論の根拠聖句ですから。
マタイ24章や黙示録19章までについても、未来にあると。
この聖書を使えば、イルミナティの餌食ですよ。
天地がひっくり返るような変化でしょう。
今翻訳聖書に携わっている人々は、ここらへんの問題意識はまだない。
しかし、このような変化がない限り、「キリストの地上王権」の考え方が確立しないので、クリスチャンを動員することは不可能です。
前千年王国説の再臨、御国、千年王国の考えでは、いつまでたっても、クリスチャンには力がつかない。
ポスト・ミレに立つと、祈りの質が決定的に変わります。
そうです。仏教みたいになる。
今のキリスト教は実質、出家主義ですから。
アメリカのキリスト教が狂っているのは、前千年王国説をとりながら、再建主義も一部取り入れているので、精神が分裂しているところからきている。
統治主義を、シオニストに利用されているんです。
パット・ロバートソンのクリスチャン同盟なんかそうです。
非常にもったいないです。
ディスペンセーション主義をいかに捨てられるか。
しかし、ラッシュドゥーニーに完全に移行するのは難しいようです。
カルケドンは、宗教右派から完全に距離を置いています。
そうでしょうね。
イラク戦争なんかに巻き込まれて顰蹙かっている。
「あいつら原理主義で狂っている」と。
だから、イルミナティとかの理解が不可欠なのだと思います。
シオニスト、イスラエル、CFRとかが、いかに前千年王国説とかかわっているかを理解することが非常に重要。
共和党のマークの星印が逆転している。
2011年4月28日
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