心のブレーカーを落とせ


人間関係において、相手の態度がコロッと変わることはよくあります。

その変化によってこちらが精神的に参ってしまうと、サタンはよろこんでさらに相手に働きかけ、さらに攻撃してきます。

対策は、現実を見ないで、神の力を信じ、相手に働いているサタンを封じ込めることです。

問題は、自分の能力以上のことは起きません。

「自分の力が及ばないことだな」と判断したら、後は神に委ねて放置します。

「私は自分の力の限りを尽くして関係改善のために働きました。これ以上は私の力では解決できません。神様に委ねます」と祈ります。

そして、考えないようにすることです。関係せざるを得ない人間関係であれば、距離を置きます。

物理的・精神的に距離を置きます。

すると、自然と問題は解決します。

私はこれを「6:1の法則」と名付けています。

「6日働いてすべての仕事をし、1日休め 」と聖書に命令されています。

6日は自分の側の努力、1日は神による奇跡。

これで、はじめて仕事は完成します。

こちらの善意が裏目に出て、相手の気持ちが変わり、責めてくるならば、それは、こちらの力が及ばない領域に入ったということを意味しますので、放置します。

こんがらがってぐちゃぐちゃになった糸くずがあれば、それをそのまま神様に渡します。

すると、自然とほどけて元通りになります。

最近の話ですが、ある知人の隣人が発狂し、こちらのドアをどんどんとたたくようになりました。

「出ていけ!」と叫びながら。

それまで普通の人だったのに。

警察に連絡しましたが、とても我慢ができないレベルになりました。

こうなったら引っ越す以外にはありません。

引っ越すことは、負けでも、逃げでもありません。

神様に委ねて勝利することを意味します。

サタンの願いは、問題によって振り回され、信仰を失って自暴自棄になることです。

もしくは、精神的に病気にすることです。

私たちは、精神的に病気になるほどのストレスを味わうために生まれてきたのではなく、平和な人生を送ることなので、そのストレスの環境から逃げるべきです。

人は「無責任だ 」 と言って非難するかもしれませんが、それしか方法がないので、逃げます。

非難する人の声を聞くようにサタンは誘惑してきますが、無視します。

無視することは、義務です。


「もし、あなたがたを受け入れない場所、また、あなたがたに聞こうとしない人々なら、そこから出て行くときに、そこの人々に対する証言として、足の裏のちりを払い落としなさい。」(マルコ6・11)

聖書には「相手に理解されるために、 どこまでも努力しなさい 」とは書いてありません。

相手が理解しようとしないなら、「足の裏のちりを払い落と」して絶縁を宣言すべきです。

裁きは神に委ねて、自分は元の生活に戻ります。

過剰な電流が流れると、ブレーカーが落ちるように、自分の能力を超えた状態になったら、自らブレーカーを落として、自分を守るべきです。

 

 

2018年2月12日



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