神の支配は実直である


R・J・ラッシュドゥーニー

ヘブル1:8において、パウロは、神の笏が「義の笏」であると教えている。「義」と訳されている言葉は、#gs#euthutetos#ge#であり、これは、厳密、実直、断固、正しさを意味する。これは、義や正義を表す通常の言葉ではなく、マラキ3:6「私は主である。私は変わることがない」が示すような厳格かつ率直な言葉である。アーネスト・ゴードンが言うように、これは、神が「悪に対するルーズさと妥協に敵対するお方」であることを意味している。

あまりにも長い間、多くの人々は、神を「孫たちが何をしても大目に見る寛大な祖父」のように見なしてきた。その結果、教会は、会員数だけは多いが、あまりにもしばしば無力で存在意義のない、感傷的でたるんだ群れになってしまった。われわれは、イングランドを支配したピューリタンたちが、人口のわずか4%しか占めていなかったことを思い出すべきである。神が不動の実直な主と見なしていた彼らは、神に対して実直に奉仕した。

しかし、ヘブル1:8において、父なる神は子なる神に対して「神よ、あなたの王座は永遠に続く。義の笏はあなたの王国の笏である」と述べた。「旧約聖書の時代は法と怒りの時代であったが、新約聖書の時代は恵みと平和の時代である」と考えるのは、聖書の曲解である。三位一体の神は昨日も今日も、そして永遠に変わることがない。神の実直さ不変である。

われわれは、妻や夫に接する場合、その性質の一部に対処すればよいかもしれないが、神の場合はそうはいかない。常にわれわれは、われわれのすべてをご存じである神の全体と直面している。神はルーズさと妥協の敵である。神は半神ではなく、それゆえに、半分だけクリスチャン、生ぬるい民(レビ3:13-16)を嫌われる。

われわれは時々軟弱で意気地なしになることがあるから、神も同じだろうなどと考えてはならない!神は実直な笏である。

(R. J. Rushdoony’s “A Word in Season: Daily Messages on the Faith for All of Life,” Volume 5, pp. 22-23. )

This was translated by the permission of Chalcedon.

 

 

2018年5月29日



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