組織に関してクリスチャンは2つの極端を避けるべきだ


組織に関してクリスチャンは2つの極端を避けるべきだ。

1.組織への絶対的服従

2.組織への反抗・革命

1.組織は絶対ではない。絶対なのは神おひとりである。

組織が絶対的な権力を持ち、絶対的服従を要求するならば、そこから出るべきである。

それは、堕落した組織であり、悪魔に憑依されている。

クリスチャンは、常に神を主権者として置くべきである。

2.組織に属しているならば、組織に服従すべきである。

神が組織を作られたのは、御心がよりパワフルに実現するためである。

個人を通じてだけではなく、組織を通じても神は御心を実現しようとされる。

そのため、御心と調和して活動する組織の中でクリスチャンが歯車になることを拒否するならば、そのクリスチャンが裁かれる。

神の国の拡大に貢献している組織に対する反抗は神への反抗である。

だから、パウロは「すべての権威は神によって立てられた。権威に逆らう者は神に逆らっている」と言った。


人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
したがって、権威に逆らっている人は、神の定めにそむいているのです。そむいた人は自分の身にさばきを招きます。
支配者を恐ろしいと思うのは、良い行ないをするときではなく、悪を行なうときです。権威を恐れたくないと思うなら、善を行ないなさい。そうすれば、支配者からほめられます。(ローマ13・1-3)

しかし、1に述べたように、その組織自体が神に逆らうならば、いくらかの抵抗の後に、そこから穏便に出るべきである。

組織の中での聖書的クリスチャンは、預言者になる。

組織に「それは罪です」と何度か述べて、その組織が自分への追い出しや嫌がらせをするならば、「足のチリを払って」そこから出るべきである。

組織をかき乱してやろうとか、復讐しようとか考えてはならない。

私たちは、「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする」、また、「主がその民をさばかれる」と言われる方を知っています。(ヘブル10・30)

愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。」(ローマ12・19)

 

 

2016年9月21日



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