スリム化した後で再建されるべき
世の中の99パーセントは、サタンに飲まれた。
キリスト教ですら飲まれた。
ディスペンセーショナリズム、プレ・ミレ。
ほとんど歴史観は悲観主義だ。
「まもなくサタンが世界を牛耳るだろう」と。
黙示録を曲解し、クリスチャンにあきらめの心を与えている。
世界統一政府の樹立に敵対する勢力排除のために、サタンがキリスト教の中にこのような諦観を与えた。
19世紀からずっと世界統一政府の道を築いてきた。
日本でも世界でもポスト・ミレに立ち、まともな議論を展開している人々は少ない。
だから、このサイトの情報は、きわめて希な活動であると認識していただきたい。
神は教会からともし火を消されない。
いつの時代にもわずかな人々を残される。
そしてそこから時代を変え、神の国を開始される。
ポスト・ミレで、再建主義だから安全というわけではない。
ラッシュドゥーニーの主要な弟子たちは、だいたいおかしくなった。
1980年代後半から2001年にかけて、再建主義の新しい運動によって世界が変わるかのように見えた。
しかし、21世紀に入ってからのサタンの攻撃は熾烈を極めた。
今から振り返ると1990年代がまだ黄金時代に見える。
世の中は活気にあふれていた。
これほど経済が冷え切ると誰が想像しただろうか。
日本の不景気には理由がない。
デフレは人為的に起きている。
中国がバブルであるにもかかわらず、不当に為替を操作し、人件費の上昇を抑えて奴隷労働させている。
たとえ日銀が円を刷っても、中国に吸い取られて金が足りなくなっているらしい。
ドイツも同じ現象があると。
だから、日本とドイツのデフレは、次の時代に両国が世界の中心となることを暗示しているという人もいる。
世界経済の現状を見ると、おそらく日本が一人勝ちしていることが明らかになるだろう。
IMFは自分が助けてもらったくせに、日本の財政赤字に文句をつけ、主要な経済誌は「凋落の日本」のように報じている。
すべてがあべこべ。
きわめていびつな状況となっている。
しかし、こんないびつな状況も改善されるだろう。
真の姿が浮かび上がる。
日本の再生が来るだろう。
ただし、現在の状況において、われわれは、十分に反省し、国の体制を見直すべきだろう。
公務員にサービスさせる社会主義を捨てるという点にまで行き着かなければ、無駄な反省期間になる。
スリム化しないままに景気が回復することは避けたい。
2011年1月5日
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