分裂に注意せよ


会員の方で、教会においてちょっとクリスチャンがやるとは信じられない嫌がらせをされたという人がいる。

前提として次のように考えていただきたい。

この働きに何らかの関係を持つと、悪霊が「こけ脅かし」をしてくる。

ビビらせるためである。

しかし、本当は何もできない。

われわれは守られているから。

彼らができるのは「脅かし」だけである。

われわれは、彼らを縛って、底知れぬところに投げ込むべきである。

何かいたずらをすれば、地獄に投げ込まれると分かれば、彼らも怯えるようになる。

われわれにはイエス・キリストの権威がある。

天地における一切の権威を持っているイエス・キリストの名を用いて悪霊を縛り、地獄へ叩き込む権威がある。

あせって、問題を何か人間的なものと解釈しないほうがいい。

たとえば、「嫌がらせをされているということは、自分は嫌われているのではないか」とか考えないほうがいい。

人間は、霊に入られると人が変わる。

私は、1996年にこの活動を始めてから無数にそのような事例を見てきた。

まずK氏の奥さんが変わった。

人間らしさがなくなった。

どこか遠くを見ているような目になった。

K氏よりも熱心だったのが、一緒に祈らなくなった。

祈っている最中に突然文句を言い出して部屋に閉じこもったりした。

サタンは一番近い人間を通じて足を引っ張る。

一致を妨害する。

本当につまらないことをネタに団結や一致を崩そうとする。

だから、気をつけていただきたい。

われわれの一致を妨げ、コミュニケーションを妨害するような問題が生じたら、分裂を促す霊の働きだと考えてほしい。

人間の仕草とか言葉とか気になったら、それが本当にその人の真意か確認するまで即断してはならない。

たとえば、自分に対して嫌味を言う人が現れた場合、その人が本当に嫌がらせをしているのかどうか確認するために忍耐強く待つべきだ。

何度も何度も同じことが続かない限り、誤解である。

本当に嫌がらせだとか、敵意があるとしても、それが悪霊に取りつかれてそうなった場合もあるので、まだ分裂を決断しないでほしい。

悪霊の影響が消えて元に戻る場合がある。

分裂やコミュニケーションの遮断をするのは、よほどのことがない限りやらないでほしい。

この原則を犯すと、われわれは分裂につぐ分裂によって神の国の活動が停止してしまう。

会社で仕事をする場合、かなりひどい意地悪やいじめがあることが多い。

それでも我慢して仕事をする。なぜならば、小さなことで分裂しては、会社が存続できず、仕事が完成しないから。

ものすごい忍耐を強いられるが、何かの結果を残すには、それだけの忍耐が必要なのだ。

本当に分裂が必要なのは、誰かが異端の教えを表明した場合だ。

それを放置することはできない。

たとえば、聖書信仰を否定するような人を群れの中に残すことは絶対にできない。

パウロは「一二度戒めて、追い出せ」と勧めている。

しかし、それ以外の「性格の問題」とか「小さな罪」に目くじらを立てるべきではない。

忍耐強く悔い改めを待って、待って、待つべきだ。

 

 

2013年6月24日



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