メディアを通じて子供たちの心の城壁が崩されている
自分の心を制することができない人は、城壁のない、打ちこわされた町のようだ。(箴言25・28)
私は、ドラゴンボール世代ではない。
一度も見たことがないので、ユーチューブで見てみた。
https://www.youtube.com/watch?v=SKji_t-RyFg
驚いたのが、「サタン」という言葉の連呼である。
そういう名前の登場人物がいるようだ。
聖書によれば、名前と臨在は不可分である。
つまり、名前を連呼すれば、そこにその実体が現れる。
「サタン」を連呼すれば、悪魔が臨在する。
人間の場合、物理的制約を受けるが、霊は受けないし、おそらく時空を超えているので、ブラジルにいた悪霊が名前を呼ばれて日本に瞬時に現れることもあると考える。
だから、私は、悪魔を臨在させるようなものを子供に見せるのはよくないと考える。
『ハリー・ポッター』のような魔術物や、オカルト映画、ヘビメタ、そしてドラゴンボール。
今、これらのものを見て大人になった人々の間に精神病が増えているとしても無理はないのだ。
子供の頃の無防備な時代に、がんがん心の城壁を崩され、悪霊を入れる穴を作ってしまった。
私は、ロック世代の第1もしくは第2世代である。
私の父親の世代とまったく違う。
自分が小中学生時代に見たビートルズやハードロックを、父親の世代は体験していない。
自分自身、人間として持つべき城壁の一部が崩壊していると感じる。
そこに大きな穴が開いている。
もちろん、私の世代以前にも進化論や共産主義という形の崩壊はあった。
進化論や共産主義の世界観を持つことによって、心に様々な隙間を作ることになる。
そこから悪霊が出入りできる。
しかし、それでもフォーク世代とロック世代の違いはかなり大きいと感じる。
ヴァン・ヘイレンのライブを見て「この人たち、人間として何か大切なものが欠落している」と感じない人はいないのではないだろうか。
私は、ロック世代になってから、人類の悪魔化は相当進んだと考えている。
誰も、音楽を通じて悪魔が心に穴を作っているなどと教えてくれないので、親は子供が何を聞こうが気にしない。
無関心のまま、子供はイルミナティにがんがん汚染され、イルミナティに役立つ人間に仕立てられていく。
精神疾患の蔓延を、「心の城壁の破壊」という点から見ていく必要がある。
2014年8月7日
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