皇室の紋章「獅子と一角獣」は南北イスラエルの象徴である
天皇家の古い紋章に、獅子と一角獣(ユニコーン)の図柄がある。
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これは、明治期に日本を訪れたマックレオドの著書からのコピーである。
平凡社『世界百科事典』によると、天皇家のこの紋章は、既に平安時代にあったそうだ。
京都御所の清涼殿にある天皇の座の前には、今でも一角獣と獅子がいる。
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実は、獅子と一角獣は、それぞれユダとイスラエルの象徴でもある。
C・ワイズマン著『THE LION AND UNICORN or, JUDAH AND ISRAEL(獅子と一角獣、つまり、ユダとイスラエル)』という論文がある。
http://www.ensignmessage.com/archives/lionunicorn.html
ここで、題名のとおり、獅子と一角獣は、ユダとイスラエルの象徴であると述べている。
ユダの象徴が獅子であるというのは周知のとおりである。
イスラエルのそれがユニコーンであるというのはなぜか。
日本語訳で「野牛」と訳されている「レーム」というヘブライ語は、キング・ジェームズ訳では「ユニコーン」と訳されている。
「彼らをエジプトから連れ出した神は、彼らにとっては野牛の角のようだ。」(民数記23・22)
"God brought them out of Egypt; he hath as it were the strength of an unicorn." (Numbers 23:22 KJV)
彼(ヨセフ)の牛の初子には威厳があり、その角は野牛の角。これをもって地の果て果てまで、国々の民をことごとく突き倒して行く。このような者がエフライムに幾万、このような者がマナセに幾千もいる。(申命記33・17)
2013年4月5日
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