大きな目標を立て信仰によって小さな環境の変化に動かされないようにしよう2


そのころのある日のこと、イエスは弟子たちといっしょに舟に乗り、「さあ、湖の向こう岸へ渡ろう」と言われた。それで弟子たちは舟を出した。
舟で渡っている間にイエスはぐっすり眠ってしまわれた。ところが突風が湖に吹きおろして来たので、弟子たちは水をかぶって危険になった。
そこで、彼らは近寄って行ってイエスを起こし、「先生、先生。私たちはおぼれて死にそうです」と言った。イエスは、起き上がって、風と荒波とをしかりつけられた。すると風も波も収まり、なぎになった。
イエスは彼らに、「あなたがたの信仰はどこにあるのです」と言われた。弟子たちは驚き恐れて互いに言った。「風も水も、お命じになれば従うとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」(ルカ8・22-25)

大宣教命令は、イエスが「天地の一切の権威をお持ちである」ということと「いつもわれわれとともにおられる」ということの保証の上に与えられた。

イエスは「聖霊において」われわれとともにおられる。

イエスは昇天され、天の王座につかれた。今、イエスは天におられる。

そのため、われわれに聖霊をお使わしになった。

それゆえ「聖霊の内住がある人には、イエスがともにいて助けてくださる」と言える。

誰でも信仰を告白した人には、聖霊が与えられる。

信仰者には、常にイエスがともにいてくださる。

今でも隣におられる。

われわれには、イエスが常にともにいてくださるので、安心である。

弟子たちは信仰が欠けていたので、イエスがともにおられるのに慌てた。

「先生、先生。私たちはおぼれて死にそうです」と言った。

それに対してイエスは何をなさったのか。

「イエスは、起き上がって、風と荒波とをしかりつけられた。」

すると「風も波も収まり、なぎになった」。

イエスは「風も水も、お命じになれば従う」超越者なのである。

あらゆるものに対して主権を持っておられるので、イエスの命令一つで自然物すらも言うことを聞く。

大宣教命令は、この超越者なるイエスが内在してくださるので成就するのである。

だから、大宣教命令を果たそうとする人々は、慌ててはならない。

舟には、超越者が乗っているのだから。

 

 

2018年10月24日



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