津波の前に操作員が冷却システムを解除



東京電力は福島第一原発の事故直後のデータを公表し、1号機の非常用冷却装置が津波の到達前に停止していたことが分かりました。運転員が止めた可能性があります。

 データによると、地震直後の午後2時52分、原子炉が緊急停止した1号機で、非常用の冷却装置が正常に自動で動き出しました。しかし、10分近くたった午後3時ごろに停止しました。本来、非常用の冷却装置は8時間動くように設計されていますが、原子炉内の温度と圧力が急に下がったため、運転員がマニュアルに沿って止めた可能性があるということです。
 東京電力の会見:「(非常用冷却装置を)人為的に閉(止)めたとすれば、そういった運転手順書があるので、それに従った操作をしたと考えられる」
 しかし、非常用冷却装置を動かし続ければ、爆発の原因となった水素の発生を抑えられた可能性もあります。

どう考えても、おかしいでしょう。

どんなマニュアルがあるんですか。

「爆発の原因となった水素の発生を抑え」ることよりも優先しなければならない安全策って何?

これは、東電の社員の中に意図的に日本に原発災害を起こそうとした人間がいたということの証拠になるでしょう。

この操作を行った時点では、津波が来るかどうかわからなかったのだから、電源系統を無効にするには、手動で止めるしかなかった。

後で津波が来て、「津波によって・・・」という理由ができたからそちらで説明していたが、本当は津波の前に冷却システムを作動しなくしていた。

地震→原発は、もうワンセットとして計画のうちにあったと考えたほうがわかりやすい。

 

 

2011年5月17日

 

 ホーム

ツイート

 





millnm@path.ne.jp