ハロウィンとイルミナティ(再掲)


Henrymakow.comのリチャード・エヴァンズによると、

ハロウィンは、ドルイド教の人身御供(つまり、多くの人を神への生贄としてささげる儀式)に由来する。

歴史家が一般に認めるところによると、ハロウィンは、古代ドルイド教の祝日の代替として行われるようになった。
http://www.cbn.com/spirituallife/onlinediscipleship/halloween/halloween_origins_ankerberg.aspx

この儀式の起源は、フェニキア人のモロク礼拝にまでさかのぼる。

つまり、ハロウィンは、旧約聖書において預言者が非難したカナン人の生贄の儀式と霊的に同じものである。

20世紀後半、とくに米国におけるハロウィンの習慣を作り出したのは、アリスター・クロウリーやアントン・ラヴェイなどの悪魔崇拝者である。

アリスター・クロウリーは、ロック音楽に多大な影響を与えたイギリスのオカルティスト、儀式魔術師である。 (*)

クロウリーは、東方聖堂騎士団(OTO)のメンバーであり、後に「団の外なる首領」を務めた。

東方聖堂騎士団は、フリーメイソンに類似した秘密結社であり、東洋のテンプル騎士団または東方の神殿の修道会という意味のラテン語を名称とする、20世紀初めに創設された国際的な友愛結社にして宗教団体である。(Wikipedia―東方聖堂騎士団)

クロウリーは、OTOの儀式を戯曲化した。イニシエーションにおいて、演者は、神や女神、魔術師が呼び出す悪魔の役を演じる。

役を演じることによって、その演者と役は一体化する。クロウリーが秘密結社入会の儀式を戯曲化した狙いは、仮装を通じて、悪魔をカバラー的に呼び出すことにあった。

この呼び出しの文句は、戯曲の台本や歌の歌詞の中に織り込まれた。

自分が憑依されることになるということに演者自身が気付いているかどうかは、重要ではない。彼らは、ただ自分の役を忠実に演じ、その文句を聞くことを求められた。

このような「芝居を通じての憑依」は、今日のハリウッド映画やTV番組、音楽に適用されてきた。視聴者は、映画やTV番組のセリフや文句、音楽の歌詞を聞くだけで悪霊に憑依される。

ハロウィンは、数十億ドル産業に成長した。われわれが知っている大衆化したハロウィンは、1950年代には存在しなかった。

1966年、マジソン・アヴェニュー(米国の広告業界の代名詞)は、マーケティング・キャンペーン『モンスターの年』を通じて、ハロウィンを魅力的なものに見せ、その地位を「アメリカ人の生活様式の一つ」にまで高めた。

このキャンペーンには、血だらけのおもちゃが大量に投入された。

TV番組や映画を通じて、ハロウィンの魅力が強調された。TV番組の中には、ゴールデンタイムに放映されていた2つのコメディ『アダムズ・ファミリー』や『ザ・マンスターズ』が含まれていた。

米国の広告業界へのイルミナティの影響は大きい。

「80年代のある調査では大手広告代理店の役員のうち40%がユダヤ人であ」る。
http://abababab.exblog.jp/d2009-03-05

フロイト心理学及び大衆心理学を広告に応用した、「広告の父」として知られる広告活動とプロパガンダの専門家エドワード・バーネイズは、ジークムント・フロイトの甥であり、ユダヤ人である。

つまり、1966年にハロウィンを大衆化し、米国の生活様式の一つに格上げした張本人は、広告とメディアを支配するイルミナティ・ユダヤ人だった。

リチャード曰く、「アメリカの子供たちは、かつて今では存在しない法律によって保護されていた。彼らは家族と社会によって保護されていた。テレビが普及する以前、魔女を自認する人々が彼らの思考の中に入ることはそう簡単ではなかった。イルミナティは、ハロウィンをそれを行う好機と見なしていた。」

米国悪魔教会司祭長アントン・ラヴェイが、悪魔教会を創始したのも1966年である。

これは、偶然の一致ではない。ラヴェイの活動は、主要な雑誌を通じて拡散された。

ラヴェイも、ハロウィンを米国における生活様式の一つに格上げした張本人である。


彼を通じて、ハロウィンは、穏健な収穫祭から「セックスと死」のフェスティバルに変わった。

リチャードが目撃したハロウィンの衣装に、ゾンビとSMが含まれていた。

今日、サタニストにとってハロウィンとは、「ルシファーを呼び出す祝祭」であり、人々を悪魔に憑依させるためにイルミナティが1966年に仕組んだ罠である。

http://www.henrymakow.com/halloween_is_christmas_for_satani.html#sthash.PCPuHwmt.dpuf


(*)
信奉者には、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジやデヴィッド・ボウイ、オジー・オズボーン、ミック・ジャガーらがいる。ジミー・ペイジは、クロウリーが住んでいた幽霊屋敷のような家を買い取り一時住んでいた。ローリング・ストーンズの『ジャンピング・ジャック・フラッシュ』は、ミック・ジャガーがアリスター・クロウリーの思想に基づいて作った曲である。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のアルバムジャケットにもその姿が見られる。(Wikipedia―アレイスター・クロウリー)

 

 

2017年10月9日



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