支配権を行使しよう
神は、キリストにおいて、すべての支配と権威の武装を解除してさらしものとし、彼らを捕虜として凱旋の行列に加えられました。(コロサイ2・15)
ギリシャ語:
#gs#apekdusamenoV taV arcaV kai taV exousiaV edeigmatisen en parrhsia qriambeusaV autouV en autw#ge#
KJV:
[And] having spoiled principalities and powers, he made a shew of them openly, triumphing over them in it.
原語に忠実に訳すると
「神はキリストにあって、支配者たちと権威者たちに勝利し、彼らを武装解除した上で、彼らを大胆に(または公に)見せた。」
神が、キリストにあって行われたこと:
1.すべての支配者と権威者に勝利した。
2.彼らを武装解除した。
3.彼らを大胆に(または公に)見せた。
注意すべきなのは、すべて「過去」だということ。#gs#edeigmatisen#ge#(見せた)はアオリストである。直説法アオリストは「過去の動作について総括的にまた完結した出来事として述べる」。(Wikipedia)
#gs#apekdusamenoV#ge#(脱がせてから)と#gs#qriambeusaV#ge#(勝利してから)も接続法アオリストであり、「完了」を意味する。
神は、キリストにあってこれらのことをすべて成し遂げられたのである。
つまり、王である神は、将軍であるキリストを通じて、「すでに」あらゆる支配者、あらゆる権威者に勝利し、彼らから武器を取り上げ、彼らをさらし者に「された」のである。
プレ・ミレが教えるように「これから勝利する」のではない。
「すでに勝利された」のである。
再臨を待つ必要はない。
紀元1世紀において、神はすでにキリストを通じて世界を征服された。
「いや、すでに旧約時代においても神は王である」というだろうか。
神は、キリストという「人」を通じて世界征服する必要があった。
なぜならば、神の創造の目的は「人に世界を支配させること」にあったからである。
神はアダムに「地を従えよ」と言われた。
アダムが失敗したので、神はキリストに彼の代わりに支配させようとされた。
だから、キリストは人として生まれなければならなかった。
キリストにあって、神の創造の目的は法的に成就している。
人としてのキリストは「地を従えよ」の命令を成就された。
それゆえ、紀元1世紀に、世界の創造目的は「法的に」達成された。
しかし、「実際的に」は達成されていない。
世界にはまだ反キリストがいるから。
悪魔崇拝者や共産主義者や人間教徒がいる。
しかし、彼らは「法的に」すでに敗北している。
彼らには、地上を支配する権限はない。
神はキリストにつながっているわれわれクリスチャンを支配者として任命されている。
キリストが王なので、われわれも王である。
聖餐式において「パンと葡萄酒」を食することは、キリストと「血肉」において一体であることを意味する。
クリスチャンになったということは単に「天国に行ける」権利を獲得しただけではなく、地上において「キリストにある支配者」になったことを意味する。
われわれには、地上支配の権限がある。
だから、われわれが祈って、邪悪な支配者を打倒してほしいと祈れば、その祈りは聞かれる。
サタンは、自分がすでに地上支配の権利を失っていることを知っているが、それを、クリスチャンには知られたくないと考えている。
クリスチャンがそれを知れば、支配のために動き出すからである。
支配のために動き出せば、サタンの手下は次々と降伏せざるを得ない。
どんどん彼の陣地は狭くなる。
だから、いつまでもわれわれが動き出せないようにするために、「クリスチャンは支配者ではない。支配者になるのは再臨後からだ」と信じさせたいのである。
これまで神はプレ・ミレの教えがはびこることを許容されてきたが、今は違う。
神はポスト・ミレを伝え、クリスチャンが立ち上がることを願っておられる。
すべての反キリストの支配を終わらせることを願っておられる。
さあ、われわれは、自らに与えられた支配権を行使しよう。
祈りによって、アメリカのディープステートを構成するタルムードユダヤ人たち、日本の中枢部にいて日本を破壊するために活動しているグローバリストたち、中国と韓国、北朝鮮を支配している邪悪な支配者たちが、あらゆる権力と富を失い、無力化するように祈ろう。
そして、クリスチャンの手に「実際的な」権力と富が渡ることを祈ろう。
2019年4月9日
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