このビデオは、今日のファンダメンタリズムの混迷の様子をよく表している。
『フランシス法王の一致運動への呼びかけ』
https://www.youtube.com/watch?v=IEvep2SOpE8
語っている牧師の福音と律法に関する説明はおおむね正しく、カトリック批判もおおむね正しい。
しかし、この「サンライズミニストリー」はプレ・ミレを宣伝し、今、終末が近づいているという。
その文脈の中に「フランシス法王の一致運動への呼びかけ」つまりエキュメニズムを置いている。
かつてプレ・ミレだった私はこの思考方法をよく理解できる。
エキュメニズムに反対しているのにもかかわらず、自らがそのエキュメニズムの中にとらえられている。
なぜならばプレ・ミレそのものがエキュメニズムを推進している側(つまり、イルミナティ)が作ったものだからだ。
ディスペンセーショナリズムのプレ・ミレが誰によって創作されたか、目を閉じずにしっかり見ていただきたい。
フランシスコ・リベラ、インマヌエル・ラクンザ、どちらもイエズス会の司祭である。
(Edward Hendrie, Solving the Mystery of BABYLON THE GREAT)
それを宣伝したサイラス・I・スコフィールドはイルミナティから金銭的支援を受けていた。
ハル・リンゼイ、ティム・ラヘイは、統一教会の組織の理事を務めていた。
ティム・ラヘイはそこから多額の支援を受けていた。
福音派は、この現実をしっかり認識すべきである。
このサンライズミニストリーもせっかくエキュメニズムを批判し、プロテスタントとローマ・カトリックの合同の危険性を訴えているのだから、さらに聖書理解を深め、「旧約聖書の預言は、初臨のイエス・キリストにおいてすでに成就されている」と理解すべきである。
私は福音派を敵視しているのではなく、警鐘を鳴らしているのである。その点を誤解しないでいただきたい。