われわれを妨害する者はいない
エヴァンゲリオンという漫画・アニメがあるが、悪魔的と思えるのは、「使徒」が攻撃側で、主人公らは防衛側にいることだ。
使徒の攻撃に対して防衛する存在といえば、サタンである。
だからエヴァンゲリオンとは、神の福音ではなく、悪魔の福音の象徴であり、それゆえ、あのような異様な姿をしているのではないか。
内容を詳しく知っている人は教えてほしい。
さて、SFものに登場するロボットや宇宙船などは、キリスト教の契約思想を説明するのに役立つ。
われわれクリスチャンは、ロボットもしくは宇宙船に乗り込み、その一部になった者である。
ここでは何百人もの人が入る巨大なロボットになぞらえよう。
このロボットは、キリストの御体、教会、神の国と呼ばれる。
聖書では、エデンの園、ノアの箱舟、幕屋、神殿で象徴される。
ロボットの頭の部分にはキリストがおられる。
乗組員は、それぞれロボットの様々な部分を担当している。
このロボットに入るには資格がいる。
キリストの贖罪を信じて罪の贖いを受け、神と和解するというのが資格である。
内部には、もともとユダヤ人がいたが、キリスト以降は異邦人も入っている。
時代がたつにつれて、だんだんユダヤ人が減って、異邦人の数が多くなり、今は異邦人が主体になっている。
しかし、聖書によれば、ユダヤ人はやがて戻ってきてロボットの乗組員として復帰する。
このロボットは、悪魔のロボットと戦う。
悪魔のロボットには、アダム族が乗っている。
アダム族とは、人類の始祖アダムに連なる生まれながらの人間である。キリストを信じない人々。
悪魔のロボットは、イルミナティという天才的な策士のもとで、それまで着実に拡大していたキリストの領地を奪い取り、今や地球のほとんどを占領している。
しかし、紀元70年に地球の創造者が、支配権をキリスト側に与えたので、地球がキリストのロボットによって征服されるのは時間の問題である。
しかも、キリストのロボットには「御言葉」と「祈り」というあらゆるものをことごとく破壊する武器がある。
それに対抗する武器はこの世に存在しない。
だから、キリストのロボットが御言葉と祈りというロケットを発射すればするほど悪魔のロボットはダメージを受けて、弱って、ついには破壊される。
悪魔のロボット側は、この事実を知っているので、相手に対抗するには、情報戦しかないと考えている。
つまり、相手に「自分は弱く、相手は強い」と思わせるのである。
錯覚を起こさせるために、悪魔側は、様々な壮麗なもの、きらびやかなものを見せ、軍事パレードなどを行う。
ちなみに、中韓がマスコミを支配したのはこのためである。
マスコミがさかんに「もう日本はだめだ。中韓に商売で負けている」と情報を流したため、日本人は弱くなっているが、実際は、日中、日韓貿易は、それぞれ5兆円、3兆円の日本の黒字である。
今のクリスチャンは、悪魔側が流したディスペンセーショナリズムのプレ・ミレという嘘に騙されて、「悪魔のほうが強い。これから再臨までの間、悪魔が世界を支配し、大虐殺が起きる」と考えている。
完全にハッタリに騙された。
われわれがキリストのロボットの乗組員である限り、目の前に敵はいない。地球を奪還する道においてわれわれを妨害する者はいない。
2012年10月14日
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