七年間の患難時代は紀元1世紀に終わっている


教会時代が終わり、世界は『世界政府』『七年間の患難時代』に向かって動いている、と唱える人がいますが、いかがお考えですか。

その人によると、「現在イスラエルでは、『千年王国の時代』は第一第二次世界大戦から始まり、1948年のイスラエルの建国、1967年のエルサレム(神殿域)の奪還で『第三神殿』の準備が整っている」と。

ダニエル書7章によると『北の連合軍によるイスラエル侵略』が起こると、『世界政府』が成就し、現在の世界の諸国が、世界政府の下で『十の王国』となると。

第四の異邦人の世界帝国『ローマ帝国』は全世界を食い尽くすまで続き、最終的に全世界を支配すると。

ネブカデネザルが見た『像』の夢の脚の部分は、帝国建設から東西ローマ分裂の段階を示し、東はロシアとイスラム圏の国々を、
西は西方教会の流れを表し、それはアメリカを中心とした民主主義国に至ると。

しかし、分裂は統一され、世界政府が成立する。西の中心であるアメリカが衰え、東の中心であるロシアが勢いを増すと。

ダニエルでは、「第四の獣の時代に一つの石が切り出されて像を打ち砕き、粉々にしてしまい、その石は全土に満ちた」とあります。

第四の獣はローマ帝国。

紀元1世紀にイエスが登場されたらそれが、異邦人の世界帝国を粉砕してしまって、それ以降、イエスの御国の時代が始まると、聖書は明言しています。

イエスはこう宣言されました。

イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。(マタイ28・18)

天地の権威をすべて所有する人は、世界の支配者です。

つまり、紀元1世紀に、イエスは世界の支配者になられた。

そして、それ以降、イスラエルを支配する異邦人の世界帝国は存在できない。

なぜならば、ダニエルでは「像は粉砕された」と記されているので。

では、現在、私たちが目にしている「世界政府への動き」「神殿建設への動き」は何を意味するのか。

すでにイエスが世界の支配者であるならば、なぜサタンが世界を支配する勢いなのか。

これは、黙示録20章の「サタンの復活」だと思います。

もう一度、サタンは底知れぬところから復活しなければならないとあります。

同じサタンが行うことなので、紀元1世紀にやったことと似ている。

大バビロンであるユダヤと、獣であるローマ皇帝が当時やった様々なことが、現在において繰りかえされている。

そして、ロスチャイルドら、ルシファーを崇拝するタルムードユダヤ人たちは、「意図的に」黙示録に従ってことを行っている。

クリスチャンを騙すためだと思います。

「ほら、黙示録どおりにことが起きている。これは、聖書に定められた運命なのだから、祈っても無駄だ。」と。

そして「神殿に立つこのメシアこそが、あなたたちが期待していた再臨のイエスだ。彼に従うべきだ」と。

しかし、黙示録の19章までは、すでに紀元1世紀で終わっている。

七年間の患難時代は紀元1世紀に終わった。

携挙も紀元1世紀で終わっている。なぜならば、パウロは「紀元1世紀のテサロニケの教会の人々に向けて書いたから」。

「あなたたちは携挙されるよ」と。それが外れるはずがありません。もし外れるなら、聖書に誤謬があるということになります。

タルムードユダヤ人たちは、クリスチャンに「まだイエスの御国は到来していないよ。御国が到来するのは、神殿に再臨のキリストが立つときだよ」と吹き込みました。

そのため、クリスチャンはイスラエルを承認し、イスラエルがパレスチナを占領すること、そして、神殿が建設されることを応援しています。

しかし、聖書ははっきりと紀元1世紀に御国が到来し、全世界はキリストの支配下に入っており、神殿は復活のキリストの御体としてすでに再建されていると教えています。

タルムードユダヤ人は、偽メシアを到来させ、偽神の国を作り、イエスの世界王国を押しのけて、世界政府を作るため、邪魔物であるクリスチャンの祈りを封じ込めた。

そのために、イエズス会のマニエル・ラクンザに命令して、ディスペンセーション主義を作らせ、イルミナティのジョン・ダービーやサイラス・スコフィールドに命令して、それを教会に流布させた。

現在でも、統一協会から金をもらっていたハル・リンゼイやティム・ラヘイを使って、教会の人々をプレ・ミレに誘導した。

 

 

2021年5月23日



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