自然科学に関する知識も聖書啓示によってチェックすべき
カルヴァンは、自然科学に関する知識も聖書啓示によってチェックすべきだと考えていた。
むしろ、科学思想の改革に関して、ジュネーブの改革者の重要性は、自然と恩恵の二元論的な構図だけではなく、唯名論的な法の概念をも完全に拒絶したという点にある。
同じくらい重要な事は、「自然に関する知識も神の御言葉の啓示によって照される必要がある」と考えるアウグスチヌスの系列に属する思想を最後まで持ち続けたという点にある。
(Herman Dooyewerd, The Danger of the Intellectual disarmament of Christianity in Science)
2016年2月12日
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