恐怖症を克服するには
(1)
生活環境からトラウマが生じて(たとえば、虐待)、そのトラウマを突いて悪霊が働きます。
トラウマそのものよりも、それを利用して、コントロールしようとする悪霊が問題なのです。
悪霊が誰かに虐待をさせるのは、虐待された人をコントロールしやすくなるからです。
虐待されると、人が怖くなります。
人が怖くなると、被害妄想に陥り、奴隷状態になります。
せっかく天気がいいのに、人の目が気になってのんびり散歩ができない。
サタンは、こういう「つまらないもの」「実質のないもの」、見えない鎖によって縛りつけるのが大好きなのです。
その縛りがつまらない妄想であればあるほど喜びます。
「こいつこんなことで、動けなくなってやがる。ははは。」とあざ笑っている。
問題は、虐待した人とか、虐待の体験そのものというよりも、それを利用する悪霊の存在であるという点を理解しないと、解決はなかなか見えてこないと思います。
つまり、「操作する奴がいる」ということを悟ること。
(2)
私も経験がありますが、パニック障害、対人恐怖は本当につらいものです。
下痢に悩まされました。
トイレがない環境になると、トイレに行きたくなる。
全部精神から来ていました。
これを克服するのに、20年かかりました。
今でも虐待の環境に置かれる夢を見ることがあります。
解決の方法は、「人間を恐れない」ということを徹底して学ぶことです。
そのためには、自分が不得手なことを積極的にやるのがいい。
あがり症ならば、進んで人前でスピーチをする。
人の目が気になるならば、人の目が集まる場所に行く。
心が「受け」の状態にあるうちは、なかなか克服できません。
心が「攻め」の状態になるようにもっていく。
たとえば、人を恐れるならば、人とあえて喧嘩をしてみる。
ネット上でもいいです。
論争で人に負けない経験を積み上げていく。
体を鍛えて、喧嘩に強くなる。
逃げていると、傷は癒えにくいです。
虐待などを通じて負けの体験が多い場合、自分で目標を作って勝つ体験を積むことだと思います。
なんでもいい。
朝起きて、3q走るとか。
それを1週間続けることができれば、勝ちと決める。
私は、食べたものをすべてカロリーを記録しています。
そして、一日の総カロリー量の目標を設定して、それを超えないようにしています。
越えた場合は、歩いたり、走ったり、体を鍛えたりして減らします。
そんな成功体験を積み上げて、最終的に自信を獲得することだと思います。
悪霊は、われわれが自信を失うのが大好きなのです。
たとえ負けても「こんなことぐらいで負けてたまるか」という勝気になることです。
(3)
クリスチャンは、「絶対に俺は勝つ」という気持ちを一瞬でも失ってはならないのです。
ですから、クリスチャンになってポスト・ミレの信仰を身に着けることは、恐怖症を克服する最短コースでしょう。
なぜ弱気になるのか。
神の側にいるということを忘れるから、もしくは、信じていないからです。
「私はイエス・キリストのもとで世に勝ったのだ。私が祈れば世界だって動かせるのだ」と信じることです。
徹底して勝気にならない限り、悪霊を撃退することはできないでしょう。
2014年7月17日
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