クリスチャンは新しい文明を作るために働こう3


「とことん言うことを聞かないで放蕩し、大酒のみの息子を裁判所に引き渡して処刑せよ」という律法があります。


かたくなで、逆らう子がおり、父の言うことも、母の言うことも聞かず、父母に懲らしめられても、父母に従わないときは、
その父と母は、彼を捕え、町の門にいる町の長老たちのところへその子を連れて行き、
町の長老たちに、「私たちのこの息子は、かたくなで、逆らいます。私たちの言うことを聞きません。放蕩して、大酒飲みです。」と言いなさい。
町の人はみな、彼を石で打ちなさい。彼は死ななければならない。あなたがたのうちから悪を除き去りなさい。イスラエルがみな、聞いて恐れるために。(申命記21・18-21)

これは、非常に人気のない律法でした。

「自分の息子を処刑せよ?とんでもない野蛮な教えだ!」と。

しかし、現実には、処刑するしかない人はいる。

家庭内暴力がひどくて、最後にどうしようもなくなって手をかけるケースがある。

今の日本の法律では、手をかけた両親が罰を受ける。

法律の不備だと思います。

こういった子供は、小さな神になっていて、自分のルールで世界を動かそうとしているのですから生き残る権利はありません。

家庭内暴力は処刑の対象です。

自分の父または母を打つ者は、必ず殺されなければならない。(出エジプト記21・15)

「いや〜、これはやり過ぎじゃないか?」というのが現代人の感覚でしょうが、親子関係に関する神の意見はこのとおりです。

われわれがこの律法に対してノーというならば、神を超越したことになるから絶対に許されない。

自分が何らかの形でその結果を刈り取ることになるでしょう。

思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。(ガラテヤ6・7)

父母は自分にたてられた神の権威ですから、それに逆らうことは、神に逆らうことになる。

しかも暴力をふるうなどしたら、神を殴りつけるのと同じことです。

神への反逆者は地上から抹殺されるしかない。

そんな者まで神は地上に生かしておかれない。

自分を中心に宇宙を回すような人間も文化も絶対に生き残ることはできない。

だから、ノアの時代の人々は抹殺された。

ソドムとゴモラの人々も抹殺された。

これに対して今の反逆的な文化は、「神は野蛮だ」という。

結局は、どちらが強いかなのです。

神とけんかして勝てますか?

宇宙の創造主とけんかして勝てますか?

われわれは被造物に過ぎない。

だから、服従する以外にはないのです。

造られた者が造った者に逆らうことなどできない。

地獄に行くしかないのです。

教育の根本にはこれがなければならない。

つまり、「創造主に逆らう人は殺され、地獄に落とされる」という原則です。

「いや、俺は神など信じないから」??

信じようが信じまいが、神は存在するので、殺されるしかない。

警察の存在を信じようが信じまいが、罪を犯せば逮捕されるしかない。

最終的には暴力なのですよ。

権力とは、暴力を行使する権限を持つということと同義。

すべて国家に死刑の権限が与えられているのは、神の代わりに暴力を行使せよと命令されているから。

国家が暴力をふるうことをやめれば、神が直接出てこられて直接暴力をふるわれる。

そして、その国家が使い物にならないので、他のきちんと統治できる者に与えられる。

神の法に従わない国家が侵略の憂き目にあったとしても当然なのです。

伝道者とは、この理屈を宣言する人々であって、聴衆の意見を聞いて考えを変える人ではない。

伝道者とは人気商売ではない。

伝道者は、「神に逆らえば、滅ぼされますよ」と警告する人です。

「滅ぼされたくなければ、悔い改め、神の法に従って歩みを変えるしかないですよ」と。

だから、教会を商売と同じように考える教会成長学はアナテマに値する。

市場調査をして、人々のニーズに合わせてメッセージを変えるなんてことをしたら教会の意味がない。

だから、フラー神学校の影響を受けた教会は成長の逆に向かう。

あれは教会成長学ではなく、教会滅亡学。

教えは絶対に変えてはならない。

こちらが伝えた教えに逆らう人は、相手にならない。

そんな人集めて何をしたいのですか?

金儲けなら商売を始めなさい。

牧師や伝道師は、教えで金儲けしてはならない。

聴衆が喜ぼうが喜ぶまいが関係ない。

支持者がゼロになっても聖書のメッセージをまっすぐ伝えるべき。

仕事についても同じことが言える。

若者が訓練を嫌って組織を離れるならば、それは、その若者の問題であって、組織の問題ではない。

もちろん、理不尽なことをして労働者をいじめるようなことをしてはならない。

しかし、「この点で緩くすると、市場から捨てられる」という点については、厳しくする必要がある。

若者がいうことを聞かないので、「仕方がないなあ。。。」と甘やかすことをすれば、会社がその果実を刈り取る。

つまり、倒産する。

知恵があるかないか。

これがどの組織においても最重要なのだ。

近視眼になって場あたりの行動を続けていればいずれ自分の身がぼろぼろになるだけだ。

今の政治家を見ると、日本社会が劣化したことがはっきりわかる。

人気取りに終始して、原則を考える人がいない。

おろおろして目が泳いでいる。

日本人は、知恵を失った。

 

 

2011年4月2日

 

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