家族の模範としての「神の家族」
すべての人間関係の模範は、神の三位の間の関係である。
家族の模範は、「神の家族」である。
神ご自身が、家族である。
神の2つの位格は「父と子」の関係である。
神ご自身は、父子聖霊の3者から構成される「神の家族」である。
子は成人するまで家族の中で守られる。
家族は、子にとって「戦いのトレーニングセンター」である。
世の中に出て、神の国を拡大する戦いに参加するまでの間、子は、教育を受け、しつけを受ける。
子は神学的な知識において基礎的な訓練を受けなければならない。
1.
「神の家族」が真理に関して完璧であるように、子は偽りのない完璧な知識を授けられるべきである。
家族が、霊的な真理に関して鈍感で、子供にハリー・ポッターやらハロウィン、ヘビメタなど悪魔的なものに触れさせるならば、その子は、神の戦士として役立たなくなる恐れが十分にある。
サタンがこれらのものを通して行おうとしているのは、子供のころからの憑依である。子供のころに悪魔的なものに慣れ親しむと、人生全体が悪魔化される恐れがある。
また、ヴァン・ティルの前提主義を教えなくても子の人生は無駄になる恐れがある。
「人間の自然理性」が堕落していることを教えなかったために、「聖書啓示よりも科学的知見を優先すべき」と考える大人になれば、その子は、神の国においてほとんど役に立たない。
聖書啓示の優越性を拒み、自然理性を優先すると、「ゲイの結婚」がはびこるようになり、世の中は「ソドムとゴモラ」と化す。
2.
「神の家族」が愛に関して完璧であるように、子は偽りのない完璧な愛情を受けなければならない。
もし父親が家族に対して十分な愛情があれば、彼は絶対に家族に邪悪なものを与えないはずである。
邪悪なものとは、上記にあげた、悪魔的なものや、自然主義の教えなどである。
「神の家族」において、父なる神は子なる神に悪いものは絶対にお与えにならない。
同じように、人間の家族においても、神を敬う父親は、家族を邪悪から守ろうとする。
このようなプロテクションが与えられていない家族は、愛が欠如している。
経済的・物理的に家族を守るだけでは十分ではない。
霊的・思想的にも守らなければならない。
その意味において、聖書の教えに関する知識がどれだけ重要であるかがわかるだろう。
ここにおいて失敗したらほぼ全部において失敗している。
聖書の教えを犠牲にし、教理的な妥協に基づいて学校を拡大しようとするクリスチャンスクールの理事たちは、本当は学生を愛していないのである。
2017年11月10日
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